ウェブの有料コンテンツでマジで儲けるためのコツ メルマガ編

2012年11月19日 08:30

有料メルマガが盛り上がりを見せてきた。私もやっている。ただ、やっている人に話を聞いてみると「儲かりまっか?」「ぼちぼちでんな~」という感じで、一部の有力メルマガを除くと、まだまだこれからという様子。

そんな中、読者に喜ばれる有料メルマガとは何かについて考えてみた。


最近、珍しく悩んでいる。

何に悩んでいるかというと、有料メルマガについてだ。ネットの有料コンテンツが増える中、私も2011年の秋から有料メルマガをやっている。どんなコンテンツなら有料でも読みたいと考えるのか?ネットニュースで多数の連載を持っている中、どのように書き分けるのか?会員数を増やすにはどうすればいいのか?などだ。日々、たくさんの原稿の締め切りがある中、悩みながら原稿を書いてきた。

何度かのリニューアルを行ったが、会員数は増えたり、減ったりの繰り返しで横ばいだ。津田大介さんやホリエモンさんのメルマガが好調だという噂を聞いたり、これからはネットも有料コンテンツの時代だと言われる中、「有料メルマガでウハウハ?あるわけないだろ、そんなもん」と思っていたのわけだ。

「このままでは、駄目だ・・・」

そう思い、運営会社と相談して読者との座談会を開催した。「どうする、どうなる常見メルマガ」というテーマで、ネットの有料コンテンツ、特にメルマガについて熱く語り合った。自分のメルマガ読者の顔を見て感動するとともに、有難いアドバイスをたくさん頂いた。そう、皆さん、たくさんの有料メルマガを読んでいたのだ。

ここでその席で話題になった「有料メルマガ成功の秘訣」「お金を払ってでも読みたい有料メルマガとは何か?」について、読者の意見を紹介しよう。

【読者に喜ばれる有料メルマガの秘訣】
■号外が来ると、嬉しい!
これは有料メルマガの秘訣としてよく紹介されているらしい・・・。号外がくると、お得感がある上、臨場感、特別感があり、嬉しい。号外というだけあって、速報性の高い内容だったりする。

中には、「いつもの号は遅配だらけなのに、号外だけ突然届くってどういうこと?」という意見もあったが、そう言う方も、号外が届くと満足。

新規会員獲得にも有効で、号外を出すたびに増えるという説も。

■「電話でポロリ」と話してくれたような「ココだけの話」感
ラジオのDJが深夜に語りかけるような、あるいは長電話の時に友達が打ち明け話を初めてくれたような、そんな「ココだけの話」は嬉しいのだとか。

「余談だが・・・」「他では口外して欲しくないが・・・」的な話だ。

これは別に、凄まじい暴露話でなくてもOKで、ココだけの裏話だったら何でもいいとか。

■どこよりも速く、ちょっと深いこと
その日、集まった方々が併読していて、「これは面白い」と言っていたのが、人事コンサルタントであり、『若者はなぜ3年で辞めるのか』(光文社新書)著者の城繁幸さんのメルマガだった。

彼のメルマガがなぜ面白いのか?理由の一つは、旬なニュースを新聞や雑誌はもちろん、ネットニュースなどよりも速く、かつ、自分たちにとってどういうことなのかと「翻訳」して伝えてくれているからだとか。

本当に深いことを知るためには本を読むべきなのだろうが、どんなに頑張ってもすぐ出るわけではない。熱心なブロガーなどもいるが、やはり無料で書いているからそれなりということも。

どこよりも速く、ちょっと深い。これは有料メルマガ成功の鍵かな。

■「ほめる」「いじる」などのライブ感
Twitter上でありがちな「disる」ではなく、まずは「褒める」ことが大事なのではないか、と。話題の著書、話題の人物などについてすぐ批判を始まるのではなく、まずは「ほめる」のが良いのだとか。

同じく、読者から質問がきたら、彼に直接、語りかけるかのように答える、と。

このライブ感が有料ならではでたまらないとか。

■文字数は多くなくてもOK
もっとも意外だったのが、「メルマガは全部は読んでいない」という声だった。私は、有料であるからにはある程度の文字数がないとダメだと思っていた。でも、実際は読み切れないのだとか。内容の濃さ、プレミアム感の方が大事のようだ。

津田大介さんのメールマガジンなどは文字数が多くて有名だったので、文字数を増やさなくちゃと思いつつ、自分一人ではムリだと思っていたのだ。彼のは圧倒的なボリューム、バリュー感はあるわけだが。

でも、文字数は関係ないというコメントを聞いて、ちょっと救われたような気がした。いや、そんな内容を書けるのかと身が引き締まる思いだったのだけど。

皆さんの購読している有料コンテンツはどうだろう?面白いものはとっくにこういう工夫はしているのだろうけど。そして、こんなことも気づかなかったから私はダメだったのだろう。

そもそも「こういうネタを無料コンテンツとして書いているからダメなんだろ」というツッコミがありそうだ。そのとおりだ。詳細版は、メルマガで書くことにしよう。

心をいれかえて、有料メルマガを成功させるべく、頑張ろう。

ところで、成功している有料メルマガってどんなものだろうか?大御所のやっているもの以外にそんなもの、あるのだろうか?

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常見 陽平
千葉商科大学国際教養学部専任講師

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