橋下さんだよりじゃそろそろ限界だよね ~維新の会について~ --- うさみ のりや

2013年05月29日 12:20

今日は大阪に出張でした。
ということで大阪がらみで最近話題の維新の会について思うところをつらつらと。


前々からここで書いていますが、僕は維新の会が「当面野党である限り」支持することにしています。それは年金や地方自治といった内政上のドラスティックな論点を提起できる唯一の存在だからです。とはいえ今時代が求めているのは現状の制度を前提としたいわゆる「先送り」なので、しばらく維新の会が表舞台に出るベキではないと思っています。団塊の世代が人生を全うするくらいの時期までは、国政にちょいちょい顔を出しつつ、こつこつと地方行政改革を進めて人を育てつつ野党として力を磨いてほしいな~と思っています。

で、今の維新の会の何が問題なのかって言うと「可能性」しかなくて、政策的にも人材的にも中身が薄いことだと思うんですよ。だから橋下さんの独裁にならざるを得ない。それで限界が来て、最近行き詰まって来ている。維新八朔なんかもうわついた言葉を並べた、って感じで地に足がついていない印象を抱かざるを得ない。これは大阪で起きている改革なるもの全体を通して言えることで、去年仕事で何件か大阪の案件を手伝わせていただいたのだけれど、多くは勢い先行で中身が固まっていない提案だった。もちろん中には大阪都構想のようにまさに現場発のしっかりしたものも勿論あるのだろうけど、大半は「オレたちは改革勢力だから正義」的な感じだった。もちろん勢いや意気込みは大事なのだけれど、それだけじゃ無くて積み木を組んでいくような緻密さが無ければ本当の意味の改革は成し遂げられないよね。多分幕末の長州藩ってきっとこんな感じだったんだと思う。

そんなわけで維新の会には至急、「グレートリセット」だとかいう標語に頼る選挙はやめて、コツコツと地方行政の改革から取り組んで内政改革の実態を造り上げてほしいと思っています。おせっかいなことを申すと、まずは関西近辺の知事選、市長選に候補を立ててきっちり勝つというところから取り組むべきなのではないでしょうか。地方交付税の解体とかベーシックインカムだとか、維新の会の言ってることの大枠は正しいと思います。あとは「千里の道も一歩から」で急激な変化を望まずにこつこつと10年かけてその実態を作っていただくことを望んでいます。応援してますんで。

現状を見る限り、おそらく都議選~参院選は勝ち目が薄く、蛤御門の変ばりの結果になると思いますが、幕末長州藩もそこから這い上がって来たわけで、個人的には早くも参院選の負けを見越しての捲土重来を期待しております。千里の路も一歩から。

ということで今日はこの辺で。


編集部より:このブログは「うさみのりやのブログ」2013年5月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はうさみのりやのブログをご覧ください。


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