朝日の廃刊は時間の問題 --- 渡辺 龍太

2014年08月22日 09:44

こんにちは。フリーニュースディレクターの渡辺龍太です。今日は、日韓をギクシャクさせている慰安婦問題のきっかけとなった朝日新聞の記事が、事実ではなかったと朝日が誤りを認めたというニュースについて考えてみます。

池田信夫氏は、朝日新聞が誤報を今まで認めてこなかった理由を、NEWSWEEKでこう指摘しています。

慰安婦問題の本質は大誤報を認めても謝罪しない「朝日新聞問題」だ | 池田信夫 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

なぜ朝日新聞は、嘘と知りつつ慰安婦キャンペーンを続けたのだろうか。1997年には吉田の話の「真偽が確認できない」と認めたのに、過去の誤報は訂正しなかった。このとき「女子挺身隊」が誤りであることも知っていたはずだが、言及もしていない。彼らがいまだに謝罪を拒否するのは、謝罪すると経営者の責任問題に発展するからだろう。


他にも、東スポではありますが、この記事も見てみましょう。

朝日新聞「慰安婦問題誤報訂正」なぜ今? | 東スポWeb ─ 東京スポーツ新聞社

 誤報を認めた背景には朝日バッシングによる部数減が大きい。5日付の紙面で「一部の論壇やネット上に朝日捏造といういわれなき批判が起きている」と言及したが、前出の関係者によれば、論壇と並列に匿名のネットの声を挙げたことに驚いた者が多かったという。
「部数減が深刻で、朝日は急速にネット移行を進めている。新聞を読まない若者世代にアピール中ですが、実はネット上の調査で、朝日のイメージが“反日”“親中、親韓”と悪いため、そのイメージを払拭したい意向もあるようですね」(前出の関係者)
 最近ではネット上を中心に“韓流推し”を批判され、反日イメージを重ねられて凋落したフジテレビが記憶に新しい。ネットの声が大手メディアを食う時代が来たのか。

要するに、今まで朝日新聞は誤報を認めない方が経営的に得だったから誤報を認めて来ませんでしたが、今は誤報を認めた方がビジネスにおいて得だと判断したという事なのでしょう。実に情けない構図です。朝日新聞には報道に関するポリシーは無く、自分たちのビジネスを上手く回すには、何をやっても良いという体質がある様に見えます。

そして、そんな朝日新聞は廃刊すべきだと口にする有識者も現れた程です。

櫻井よしこ氏「朝日新聞は謝罪すべき」 議員連盟での講演要旨+(1/3ページ) – MSN産経ニュース

こんなメディアはメディアではない。プロパガンダ新聞というものだ。私は、朝日はまず1つ2つやるべきことをやった上で、廃刊にすべきだと考えている。

これまでは、ネットよりも正確な情報が見たいから朝日新聞を絶対読んでいるというという人が大勢いた事でしょう。しかし、今回の訂正により、朝日新聞の報道が正確だという前提が崩れたので、そういった朝日ファンは確実に減少したに違いありません。

実際、朝日新聞に対する、慰安婦問題以外の報道に対する目も厳しくなってきています。

産経記事巡り朝日新聞社が抗議書 「吉田調書」報道:朝日新聞デジタル

朝日新聞が5月20日付で報じた「所長命令に違反 原発撤退/政府事故調の『吉田調書』入手」の記事について、「なぜ朝日新聞は事実を曲げてまで、日本人をおとしめたいのか」などと(産經新聞が)批判した。

これは産經新聞が朝日新聞に対して原発関連のニュースで誤報があったと指摘し、朝日がそれに反論しているという記事です。

事実がどうであれ、このニュースを読んで、『また朝日か!』というような感想を持つ人も大勢いるはずです。そういう人が増え、朝日新聞は近い将来、ブラック企業というレッテルを貼られてしまった会社が、世間に嫌われ軒並み赤字になったのと同じ様に、読者だけでなく広告を出向するスポンサーを含めた深刻な顧客離れが加速していく可能性が非常に高いと思います。

どの業界でも、欠陥商品を出した会社というのは自然淘汰されていきます。ところが、マスコミの扱う情報というのは何を持って欠陥商品なのかというのが、他の商品に比べると非常に分かりにくいものです。なので、この朝日の慰安婦記事というのも、朝日は30年以上も誤報を認めずに過ごす事が出来ました。

しかし、嘘も多い玉石混淆のネット情報に日常的に触れる人々が増え、多くの国民に情報の正誤を読む能力が付いてきました。それにより、大手メディアの出す情報といえども、それを鵜呑みにする人は大幅に減ってきています。そうやって国民が賢くなっていけば行くほど、慰安婦という大きな『誤報』で世の中にトラブルを振りまいた朝日新聞に対する軽蔑のまなざしは強まる事はあっても、弱まる事は無いと思われます。そのため、朝日新聞はもう既に、両足を棺桶の中に突っ込んでいる状態と言っても過言ではなく、ビジネス的に考えても廃刊は時間の問題なのかもしれません。

渡辺 龍太
WORLD REVIEW編集長
主にジャーナリスト・ラジオMCなどを行なっている
著書「思わず人に言いたくなる伝染病の話(長崎出版)」
連絡先:ryota7974アットマークgmail.com
Twitter @wr_ryota
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編集部より:この記事は渡辺龍太氏のブログ「ネットメディアプロデューサー 渡辺龍太のブログ」2014年8月20日の記事より転載させていただきました。快く転載を許可してくださった岡本氏に感謝いたします。オリジナル原稿を読みたい方はネットメディアプロデューサー 渡辺龍太のブログをご覧ください。

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