朝日新聞のクラウドファンディング参入で市場は混戦か?

2015年03月25日 10:40

どうも新田です。本日は超絶忙しいので、速報的にちょっとだけ。ここ1年近く、なにかと話題を振りまいてくれる朝日新聞さんですが、全国紙でもいち早くクラウドファンディング事業に乗り出したようです。


名前はA-port。そのあらましは事業担当者の中西知子さんが書いておられるので、NewsPicksとかのメディアイノベーション好きな皆さんはそちらをお読みいただければと思いますが、朝日新聞さんらしく、「新規事業コンテスト」とか、「社内ベンチャー」とか、昔、私がお世話になった某全国紙では考えられない意識高いワードが並んでいて、さすがだと思います。

※全国紙でいち早くクラウドファンディングを本格展開した朝日新聞(A-portより)
朝日クラウド
もっとも、以前からワタシメの持論でしたが、メディア企業(報道機関)はクラウドファンディング事業と親和性が高いと思いますよ。公益目的のプロジェクトが多いことや広告部門で培ったフィルタリング機能、そして自社媒体による拡散という最終兵器シナジーがあるのでね。

すでに静岡や広島のローカルメディア、出版社が事業として始めていましたので、全国紙やキー局が本格的に事業展開するのも時間の問題とは思っていました。朝日が全国紙で一番手なのかどうかは、確認しきれていないけど、近年のハッカソン主催を始め、デジタルブランディングには成功して、なんだかんだ手元資金のある朝日さんなら、少なくても同業他社との間では、スムーズにポールポジション取ることは想定の範囲内。

ただ、大新聞の参入で市場がそこに傾くかというと、そこは微妙ではないでしょうかね。クラウドファンディングも色々ありまして、そもそもレッドオーシャン化しつつあります。新聞社が絶対できないけど、シューティングスターさんやマクアケさんにしか出来ない領域もあります。たとえば政治的分野は、報道機関の中立性が足かせになりますんで、これはメディア側で、やれません。

あ、産経新聞さんだったら、田母神プロジェクトとかやっちゃいそうだけど……笑。

今後、さまざまなプレイヤーが参加して市場が活況していくと期待しています……ていうか、そんな記者的な他人事ばっかり言っているので、いつまでも儲ける事業を自分の手で出来ないんですがね(汗)私も他人のクラウドファンディングばっかり手伝っていないで、そろそろ自分の事業のために使ってみたいと考えています。ではでは。

新田 哲史
ソーシャルアナリスト/企業広報アドバイザー
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新田 哲史
アゴラ編集長/株式会社ソーシャルラボ代表取締役社長/NPO法人ICPF 情報通信政策フォーラム理事

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