プノンペンは相変わらず変化の激しい街だった --- 内藤 忍

2015年06月08日 10:11

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ベトナム・カンボジアのスタディツアーが無事に終了しました。プノンペンでは、厳選した4物件を視察しましたが、昨年の夏に来た時と比べ、また大きな変化を感じました。


前回は更地だったカーサメリディアンの建設現場(写真)は、建物がかなり立ちあがってきて、工事が順調に進んでいることがわかります。この物件は、完成前ではありますが、販売価格は上昇してきており、円安も相まって、早期に投資した日本人投資家には大きな含み益が出ています。

また私が購入したデキャッスルロイヤルという既に完成して稼働している物件は、大きな部屋を除いてほぼ完売していますが、既存の投資家からの売却物件が出ています。利益が出ているので複数もっている物件の1つを売却したいということのようです。プノンペンでは珍しい、テナントが入っているオーナーチェンジ物件になります。

76平方メートルの18万米ドルの物件で、毎月の家賃は1200米ドル。実際の家賃から計算した利回りは、グロスで8%。価格の上昇で、利回りは低下していますが、それでも諸経費を差し引いて、7%弱の利回りは確保できます。

米ドルで投資できる新興国という魅力があるカンボジアの中心部物件として、比較的リスクの抑えられた物件だと思いました。

さらに、中心部から少し離れたチョロイチャンバーと呼ばれるエリアには、ホテルオークラが進出することで注目されている「ザ・ベイ」という物件が建設予定です。こちらの建設現場はまだまったくの更地で看板があるだけです(写真下)。舗装されていない道路を牛が歩いているような、のどかな場所ですが、数年後には周辺の環境が一変しているはずです。プノンペンの新しいランドマークになる可能性もある複合物件。こちらは、リスクと引き換えに大きな可能性のあるプロジェクトと言えます。

既に付近には、ソカホテルという5つ星の大規模なホテルが既に開業しており、日本で言えば浦安のような都市型リゾートに変わっていくことが予想されます。

プノンペンのコンドミニアムは、供給過剰懸念を心配する投資家もいます。もし、懸念が現実になって需給が悪化したとしても、安定した収益を上げるためには、良質な物件を吟味すること。物件間でも差別化要因を考えることが、より重要になってきます。

スタディツアーが終わって、参加者の皆さまは帰国しましたが、私はもう一日延泊して、不動産の登記手続きをしてから、帰国の予定です。

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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2015年6月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。


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