経理マンの方へ。「攻めの経理」で貴方の評価UP!

2016年04月04日 16:00

この4月より、私の社会人13年目がスタートしました!
干支がひとまわりして、なんだか1つの区切り的なものを感じています。思い出してみれば、学生の頃にイメージしていた働き方と、実際とはかなり違いました。その中で一番大きなギャップは、自分が経理業務をどっぷりやったことです。現場大好き人間の私にとって、最も縁遠い仕事だと思っていました。しかし、振り返れば私のキャリアの中で最大の武器は、攻めの経理ができることでした。そのことについて書いてみます。

4月というのは新しい生活の始まりですが、世の中の多くの経理マンにとっては、長く険しい年度決算の始まりです。上場企業であれば、証券取引所向けの決算短信、会社法で定められた計算書類、金融商品取引法で定められた有価証券報告書と、似て非なるものを作成しないといけません。それに加えて、税務申告、株主総会の準備、進行期の月次決算もあります。私は声を大にして言いたい!「この時期は経理担当がピリピリしていても許してください。本当に大変なんです!」と。
では、攻めの経理とは何か?その前にかんたんに経理の説明をします。
経理の仕事を簡単に言えば、複式簿記に基づいて仕訳をすることです。例えば、50円で商品を仕入れて、100円で売った場合の仕訳は以下になります。

売上原価 50 / 現金 50
現金 100 / 売上 100


経済活動をこのように項目と数字で左右に表して、最後に項目別に足し合わせます。同じ項目が左右にある場合は相殺します。これで決算書の出来上がりです。複式簿記を考えた人は天才です!上の取引だと、売上100、原価50で、現金が50残ったことになります。


上のような単純な取引や簿記の試験は答えは1つですが、現実の企業の経済活動はそんな単純ではありません。しかしながら、多くの経理マンが答えは1つと思い込んでいるというのが私の印象です。そんな経理マンは、例えば仕訳の結果、利益がマイナス1円だったとしても何の疑問もなく、報告するでしょう。


私は違います。すべての仕訳を見直してでも、必ず黒字にします。もちろん粉飾ではなく、ちゃんと監査法人に認めてもらった上でのことです。経理の仕事は数字を処理することではなく、数字を作ることだと思います。


何の知識もない状態から、経理の責任者を務めた約3年間は地獄の日々でした。年度決算の時期は、月~土で朝から終電まで仕事し、ストレスが夜食という形になり、体重は今より20キロ重かったです。だいぶ病んでました(笑)しかし、何とか踏ん張り、仕訳のルールブックである監査小六報を読み漁ることで、根拠条文に基づいて仕訳について監査法人と議論できるようになりました。ここまで来てようやく経理が楽しくなりました。自分の仕事如何で数字が変わるのです。やり甲斐ありました。これが、攻めの経理です!


この数字を作る能力が認めてもらえ、経営参画への道が開けます。全く興味のなかった経理の仕事が、武器になることもあるということです。


全国の経理マンの皆様!是非攻めの経理をオススメします。景色がきっと変わります。


恩田聖敬
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この記事は、岐阜フットボールクラブ前社長、恩田聖敬氏のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2016年4月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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恩田 聖敬
株式会社まんまる笑店代表取締役社長

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