舛添都知事はトップリーダーである!

2016年05月02日 20:09

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結論から申し上げたい。「舛添都知事は間違いなくトップリーダーである」。舛添都知事の会見での、自身を「政治家はトップリーダーです」と発言したことに対して異論が噴出しているようである。「特権意識の思いあがった発言」とも指摘されている。しかし異論があろうが無かろうが、都知事は世界最高レベルのトップリーダーであることは間違いない。

●東京都は都市で1位、国別で比較しても10位である

ブルッキングス研究所(米国シンクタンク)の調査による、2015年の都市圏名目GDP、国別名目GDPのデータを紹介しておきたい。

<都市圏名目GDP>
1位、東京(日本)1兆5610億ドル
2位、ニューヨーク(米国)1兆4030億ドル
3位、ロンドン(英国)9600億ドル
4位、LA(米国)8600億ドル
5位、パリ(フランス)6692億ドル

<国別名目GDP>
1位、米国17兆9470億ドル
2位、中国10兆9828億ドル
3位、日本4兆1232億ドル
4位、ドイツ3兆3576億ドル
5位、イギリス2兆8493億ドル
6位、フランス2兆4215億ドル
7位、インド2兆900億ドル
8位、イタリア1兆8157億ドル
9位、ブラジル1兆7725億ドル
10位、東京(日本)1兆5610億ドル
~参考まで~
12位、韓国1兆3768億ドル

東京は都市圏名目GDPで世界1位であり、国別との比較をしても、イタリア、ブラジルに次ぐ10位である。参考までに韓国は1兆3768億ドルである。先進国の名目GDPに匹敵する都市の「首長」であり「執行機関の長」としての役割を担っているわけだから、トップリーダーであることは間違いない。

●稚拙なメディアの錯誤

ある番組ではツイート部分を抜粋して批判が殺到しているかように見せかける演出をおこなっていた。なんら根拠のないツイートの一部分を紹介する手法が健全とは思えない。また、このようなメディアの手法は匿名による批判を増幅させる。メディアの力を借りて視聴者を扇動し言論・表現を制限することになるから、これは言論統制に近いものだ。

また、あたかも炎上し拡散しているかのように見せる情報の多くは、実際にはネット利用者の1/1000未満であるとする調査結果がある。これらの悪意のある善人は複数アカウントを利用することも特徴だ。同一IPのものや、海外のサーバー経由など趣向に満ちている。しかし、これに乗っかるコメンテーターは多い。言論のように、思想や見解について論じることは、時によっては敵をつくり報復の対象になる場合がある。しかしネット上は自らの正体を伏せたまま無言の制裁を課すことが可能である。

今回、多くのメディアが、トップリーダーという発言に強く反応し批判に転じたが、私は本質的な次の検証に期待したいと思う。まず、過去の発言などを必要以上に論じることは意味がないように感じる。ここは、客観的に検証し査定すべだろう。海外出張費、公用車問題、トップリーダー発言などがあったとしても、都民の生活に大きなメリットをもたらしているなら問題は無いからである。

表面的なことに終始するのではなく、客観的視点による検証を踏まえたうえでの「査定」が必要になると考えている。

●尾藤克之(BITO Katsuyuki)
コラムニスト/経営コンサルタント。議員秘書、コンサルティング会社、IT系上場企業等の役員を経て現職。著書に『ドロのかぶり方』(マイナビ)『キーパーソンを味方につける技術』(ダイヤモンド社)など多数。
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