なぜ長島町では「できるまで帰れません」ができるのか!?

このエントリーは連載ものです。

第1弾 ぶり奨学金に続く目玉政策「はまちスタート」
第2弾 後継者縮小モデルからの脱却第2弾!みかんの家プロジェクト

全国の大学生を対象とした「できるまで帰れません!」が、大反響を呼んでいます。

これまでの地域活性化プランコンテストは政策の「立案」が中心でしたが、「できるまで帰れません!」では政策を「実現」することまで大学生がコミット。

「実現」までコミットすることで、
●最後までやり抜く力
●人を巻き込む力
●調整する力
●実現可能なアイデアに落とし込む力

など社会で特に求められる力を体得することができます。

(清原優太君は、日本みかんサミットを開催。)

(清原優太君は、日本みかんサミットを開催。)

また、長島町においても、

◆町のさまざまな課題を解決する
◆若者が頑張る姿に刺激を受ける
◆長島町の応援団をつくる

ことにつながります。

特に、応援団づくりという点では、このような企画に積極的に参加する学生の多くは、5年後・10年後、社会の中枢で働いていることが予想され、未来への一番の投資になっています。

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(大学生が企画・実現した「獅子島の子落とし塾」の風景)
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68528486.html

これまで、できそうでできなかった企画「できるまで帰れません!」。なぜ、全国の自治体に先駆けて、長島町ではできたのでしょうか?

その理由を分析してみると、

★小さな自治体で意思決定が早い。
★獅子島の子落とし塾など多くの学生が関わっている。(=仲間がいる。)
★地方創生室や地域おこし協力隊など政策実現をサポートするメンバーがそろっている。
★長島が大好きな地域の人が支える。

ということが考えられます。

これは、社会において「起業しやすい環境」とほぼ同じ。他の国と比べて新規創業が極めて少ないと言われる日本において、こうした環境の濃度を更に高め、新しい事業や起業家を生み出していきたいです。

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<もっと長島大陸と関りたい!

《買いたい》
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http://nagashimatairiku.com/

●かっこいい長島をお届けしたい!長島大陸食べる通信。

http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68480758.html


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《住みたい》
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●田舎暮らしはキャリアアップ!長島大陸で働く仲間を募集中。
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<井上貴至(長島町副町長(地方創生担当)プロフィール>
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68458684.html

公私一致」という働き方
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68507744.html


編集部より:この記事は、鹿児島県長島町副町長、井上貴至氏のブログ 2016年9月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『「長島大陸」地方創生物語~井上貴至の地域づくりは楽しい~』をご覧ください。