ヒューマニティの拡張、という一席 (後)

2016年10月06日 11:30

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SXSW@オースティンでの一席。後編は、デジタル特区CiPについてです。
ちゃかちゃんりんちゃんりんちゃんりんちゃんりんでんでん。
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超人スポーツをどこでやるかも大事です。

ぼくらの活動は始めてまだ1年もたっていませんが、たくさんのスポーツのアイディアが生まれています。こういうスポーツができる場所、スポーツが開発できるラボ、そしてスタジアムを用意したい。

たとえば360度フルスクリーンでたくさんのセンサーが埋め込まれたIoTスタジアムができればいい。今はまだ空想している段階です。

ただ、それを誘致する町づくりは進めています。超人スポーツの活動とは別に、東京のベイエリア、竹芝という場所に、デジタルとコンテンツの集積特区を作る構想を進めています。2020年以降のデジタル産業を引っ張る拠点です。

オリンピック会場に近い場所、東京都が持つ1.5haの土地を再開発して、2020年の東京オリンピック直前に街開きする計画です。コンテンツ、メディア、IT、IoTの先端技術を集め、クラスターを造って、超人スポーツを誘致します。

これはコンテンツ・イノベーション・プログラム「CiP」というプロジェクトで、既に50社が参加していて、日本政府も支援しています。これもぼくが代表を務めています。

CiPの機能は4つ。研究開発して、人を育てて、起業を支援して、そのビジネスをマッチングする。そこから生まれたテーマを研究するというサイクルを描きたい。

シリコンバレーとハリウッドの、テクノロジーとコンテンツの要素を、小さい区域に詰め込み、そこにポップカルチャーという日本のスパイスをふりかけたような街にしたい。コスプレもロボットも集まる場所にしたい。

クリエイターと起業家が集まる場所にしたい。テクノロジーやデザインを生み出す人と、それをビジネスにする人が、ともに遊べる空間を作りたい。

ぼくが所属する慶應義塾大学もそこに入居しますし、ぼくが以前所属していたスタンフォード大学も誘致したい。だけど最先端の子ども向けデジタル教育も行われる場所にしたい。

その竹芝地区は、既に国家戦略特区として首相の認定を受けています。特区というのは、さまざまな規制緩和を先行して導入できる地域のこと。

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ドローン特区やロボット特区として、いろんな技術を試したい。電波特区として、超人スポーツ向けの電波を使いたい。テキサスやカリフォルニアでできることは竹芝でもできるよう、テキサス特区やカリフォルニア特区になりたい。

テクノロジーとポップカルチャーのお祭りが毎日開かれているような場所。SXSWの小さいイベントが毎日開かれているような場所にしたい。

そして、この場所を、アメリカ、ヨーロッパ、アジアを結ぶハブにしたい。

東京は、海のある首都。ワシントンDCもパリもロンドンも海を持っていない。ローマもマドリードも北京も海がない。東京の海を使って遊びたい。

等身大のガンダムを動かすプロジェクトが始まっています。2020年には、自分の身体の拡張として、ガンダムを操縦してここで飛ばすことを夢見ています。

いっしょにやりませんか?

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編集部より:このブログは「中村伊知哉氏のブログ」2016年10月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はIchiya Nakamuraをご覧ください。

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