これが民進党広報局が著作権を理由に削除させた動画だが、上のVlogはモニターの再撮なので著作権法違反にはあたらない(私の顔を撮っているのと同じ)。ここで整理したように、蓮舫代表の疑惑は大きくわけて二つある:
- 1990年代には「私は台湾籍」とたびたび言っていたのに、2004年の参議院選挙に出馬するとき選挙公報に「1985年、台湾籍から帰化」と書いた。帰化というのは「台湾国籍を抜いた」という意味なので、これは嘘である。
- 今年9月初めにアゴラ編集部が国籍について問い合わせたとき答えないで、9月6日に記者会見で「台湾籍を抜いたかどうか確認できないが、改めて抜いた」と答えた。これは13日に彼女自身が嘘だと認めた。
要するに彼女は1985年から今年まで31年間国籍法違反であり、同じぐらいの期間、旅券法違反だったと推定される。そして選挙公報や公式ホームページに「台湾籍から帰化」と書いて参議院選挙に当選したのは、公選法違反(虚偽事項公表罪)の疑いが強い。これはれっきとした犯罪であり、公選法違反の古賀潤一郎氏は民主党を除名された。
犯罪の容疑者が民進党の代表になり、嘘を重ねてそれを追及されると情報開示を拒み、あげくの果ては動画を削除させるとは、日本はこれでも法治国家だろうか。このままでは彼女を代表に選出した民進党のすべての国会議員が、立法府の一員としての資格を疑われる。
彼女が何も嘘をついていないのなら、戸籍謄本と旅券と台湾政府の国籍喪失証明を出せば、疑惑は解消する(プライバシーにかかわる部分は小野田議員のように消せばいい)。もはや彼女の判断にゆだねる状況ではない。野田幹事長は蓮舫代表の違法行為を党内で調査し、関係書類を公開すべきだ。