「橋下VS蓮舫」テレビ対決の茶番と舞台裏

2016年10月25日 06:01
橋下VS蓮舫1

テレビ朝日「橋下×羽鳥の番組」より(編集部)

「橋下×羽鳥の番組」に蓮舫さんが登場して、東国原、平沢勝栄、石原良純もいれて二重国籍問題について議論。テレビ朝日にしては、一応フェアな番組だったとは思うが、なんとも、すっきりしない印象があって、Facebookにも期待外れという声も多く寄せられている。

このギャップはどこにあるかというと、この番組の収録は、10日以上前と聞いている。それを補選もあって放映が昨日になったわけで、その間に、蓮舫氏は国籍選択をしていないことを白状したのである。

そこで、国籍選択をしていないか明かさずに議論がされていたのを、ナレーションも含めてうまく編集しているし、もしかすると、追加収録をやったのかもしれない。蓮舫氏の台湾籍離脱証明をめぐる部分は、もしかすると蓮舫だけ追加収録したようにも見えた。間違ったことは言っていないのだが、丁々発止になっていないのは、収録が古いし、編集もしているからだろう。

10日前の国籍選択したのかと蓮舫氏を追及していたはずの場面は、していないことを前提に回答しているような仕上がりになっている。「戸籍謄本を公開しろ」というやりとりも国籍選択をしていないという疑いでしていたはずだ。

橋下×羽鳥(東国原)

東国原が国益との衝突を言ったのはよいセンスだったし、それに対して蓮舫が政治家としては日本のために働いてきたと言っていたが、かつてのように、自分は生まれたときから心は日本人だったとか嘘を言わなくなったので、破綻は少ない。蓮舫氏が日本が好きでもなく日本人意識もないが、ビジネスと日本人の信頼を得るようにするというなら、それを前提に彼女の忠誠度を評価すれば良い話だ。

平沢勝栄はかなり厳しい突っ込みをしていたように見えたが、それで蓮舫が追い込まれたように見えないように、うまく編集していたと思う。

そして石原良純はなんとも見苦しい。都知事選挙では鳥越俊太郎によいしょし、今度は、蓮舫に肩入れしても、誰もそんなものは評価しないが、石原慎太郎の息子が民進党にごまするのが面白いというので生きていくつもりか。

橋下×羽鳥(石原良純)

全般的に、番組制作者は上手く編集できたと思ったのだろうが、視聴者の心には響かなかったようである。

なお、蓮舫氏が二重国籍回避のために正しい努力をしたと法務省も認めてくれると蓮舫氏は言ったが、それは、9月23日からのことで、これまで、20年以上、正しい義務履行も努力もしていなかったことを、例によって、蓮舫は言葉のあやだけで国民を騙そうとしていたのは相変わらずだ。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学大学院教授

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