安倍総理がトランプ次期大統領との早期の会談を実現したことを私は高く評価していますが、予想通り、中国外務省は「第三国の利益を損なわないことを望む」とけん制、人民日報系の国際情報紙も「安倍の『朝貢』でトランプが感動」と揶揄しています。それにしても看過できないのは民進党の首相批判です。

民進党の蓮舫代表は来週の参院TPP特別委でトランプ氏との会談内容を総理に問い質すというし、安住代表代行は「当選して1週間後に飛んでいくのは、朝貢外交ではないか」と首相を批判し「世界で最初に会うことが本当に正しい外交姿勢なのか極めて疑問」と指摘したという。アホじゃないかと思いますね。

国籍のことを言うのはポリコレに反するので本当は控えたいのですが、ストレスたまると午後の地元活動に影響するので書いてしまいます。普通、帰化した政治家は国への忠誠をオーバーなほど表現するものですが、民進党議員は反対で、蓮舫代表の言動は中国の、憲法審の白眞勲委員は朝鮮の代弁者のようです。

先日、民進党が私に対して4度目の懲罰動議を突き付けてきましたが、いま私は、日本維新の会の執行部に、当該動議に賛成するよう自公両党に働きかけるよう要請しています。動議は単なる動議ですが、自公の理解を得て懲罰委員会に付託いただければ、公式の場で民進党と正面から争うことができるからです。

民進党が共産党と手をつないで議席を減らせば、日本は必ずよくなります。トランプ氏もドゥテルテ大統領も、直接話すと極めて論理的で聡明と聞きます。日本も、真っ当な保守系二大政党が国益を巡って切磋琢磨する、当たり前の政治体制を作るチャンス、私も懲りずに言うべきことを言い続けてまいります。


編集部より:この記事は、衆議院議員・足立康史氏の公式ブログ 2016年11月19日の記事を転載させていただきました(アイキャッチ画像は民進党サイトより引用)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は足立氏のブログをご覧ください。