東急がすぐにできる田園都市線対策はこれだ

藤末健三民進党参院議員の「30分以上遅れたら無料にすべきだと思います。」という発言以降、田園都市線について議論が起きている。アゴラでも、出版道場一期生の宮寺達也氏が「田園都市線をどげんかせんといかん」という記事を書いている。

藤末議員の意見はどうしようもないが、宮寺氏の意見も、フレックススタイムや在宅ワーク、迂回ルートへのインセンティブなど実現には時間がかかる。もっと簡単に、東急がすぐに実行できるアイデアがある。

それは、朝の時間帯には準急や急行を運行しないこと。準急・急行といっても、たとえば二子新地駅辺りでは止まることが多く、ドアを開かないだけで各駅停車と同じ速度でしか動いていない。それなら乗降させればよい。準急や急行の停車駅では各駅停車からの乗り換えで停車時間が伸びるし、各駅停車も長い時間退避し続けなければならない。この無駄時間も解消できる。

ウィキペディアを見ると、急行を格下げして準急にした効果は東急も確認したそうだ。全面的に各駅停車とする案も過去に検討されていたようだが、最近のひどい状況を改善するためにすぐに実行してほしいものだ。