抜けなかった安倍政権支持率の「底」。野党迷走で、自民党はなお盤石か

音喜多 駿

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

エイプリルフールでしたが、今年はネットを見ていても企業ぐるみの派手なウソが少ないような…と感じていたところ、

「日曜日だからじゃない?」

と言われて妙に納得しました。そんなものですかねえ。

さて、都議会中でほとんど追いかけられなかった国政の「改ざん問題」について、私もいち国民として週末の間に軽く振り返ってみました。

佐川氏の証人喚問では、「改ざん」に関するまだ多くの謎が残る中、政治的にはひと山超えてしまったようにも思えます。

安倍内閣の支持率は42%(共同通信)
https://this.kiji.is/353069983138202721

改ざん問題の発覚で二桁下落となった支持率が、このまま3割を突き抜けて「底」を割るかと思いきや、盛り返してきたようです。

これについては、宇佐美典也さんの考察が的を射ていると思います。

私自身も最低でも麻生財務大臣の更迭、下手したら安倍内閣の退陣と予想していましたが、今のところその予想は外れそうです。

そして改ざん問題の攻め方の他にも、「そもそも野党が期待できない」というところに根本的な原因がありそうな気がします。

民進党が希望の党と合流するとかで、さらに小沢一郎氏にも結集を呼びかけるなど、控えめに申し上げてわけがわかりません

これに応じて、希望の党は分党されるそうな。心の底から、昨年の総選挙でこの党を応援しなくて良かったと思います。

「ネオ民主党」のようなものができても国民の期待が高まることは1ミリたりともないでしょうし、「やっぱり今は自民党しかいないよね」という機運醸成に一役買うことは間違いないでしょう。

…とか色々と考えると、改ざん問題発覚で「もうありえない」と思っていた安倍総裁三選が見えてくるのだろうか。。

そんなことを思った週末でした。

国会・都議会ともに予算は成立しましたが、引き続きその動きに注視していきたいと思います。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏(北区選出、かがやけ Tokyo)のブログ2018年4月1日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。