通常国会を振り返って:もう一度、野党の大きな塊を

2018年07月21日 17:00

国民民主党サイトより:編集部

20日、通常国会が事実上、閉幕しました。

野党5党1会派で、安倍内閣に対する不信任案を提出し、私は国民民主党を代表して賛成討論を行いましたが、反対多数で否決されました。

これほど問題山積の国会だったにもかかわらず、総理も大臣も、役人に責任を押し付けるだけで、政治家は誰も責任をとらず、まるで何もなかったかのように国会が閉会する。

戦後日本の政治の中で維持されてきた正義や道義といったものが、ガラガラと音を立てて崩れ去る、そんな危機感を感じています。

そして、我が国の頭脳と言われてきた霞が関の官僚組織の劣化とモラルの低下も、目を覆うばかりです。

たとえ多数を持っていたとしても、権力者がやってはならないことや、守らなければルールがあります。

しかし、参議院の定数を6つも増やす法案を押し通すなど「自民党の自民党による自民党のための政治」が目に余ります。

にもかかわらず、野党として、「おかしい」と思う国民の期待に応えることができなかったことは、本当に申し訳なく思います。非力をわびなくてはなりません。

そして、野党がバラバラであることが、こうした政権の「やりたい放題」を許している大きな要素の一つになっていることは間違いありません。もう一度、野党の大きな塊(かたまり)を作りあげなくてはなりません。

5月7日に結党した国民民主党は、まさに、野党勢力の結集を実現するために立ちあげた政党です。そして、国民民主党は、「改革中道政党」として、政権を担う責任をしっかり自覚しながら、政権との「対決」とともに国民に「解決」も示す、現実的な政治を目指します。

昨日(7月20日)行われた野党党首会談の際にも、野党第一党である立憲民主党の枝野代表に対して、国民民主党としては、立憲民主党と連立政権を目指す用意があるので、立憲民主党も野党第一党として、ぜひ政権構想を示して欲しいとお願いしました。

野党が、それぞれ独自のカラーを出しながら、まとまるところはしっかりまとまる。これが当面の野党の目指すべき姿だと考えます。

9月4日には、国民民主党としての初の代表選挙が行われます。目玉となる政策や、野党連携のあり方も含め、政権に向けた構想を前向きに議論できる代表選挙にしていきたいと思います。

なお、新しく定めた代表選挙の規定では、

代表選出馬に必要な20人の推薦人のうち、半分を地方議員とすること
党員・サポーター投票に電子投票を導入し、「スマホ投票」できること
などを定め、国民民主党が重視する、地方の時代、AI(人工知能)の時代を体現する代表選挙にしたいと思います。

国会閉会中も、地元だけでなく全国をまわり、国民の皆さんの生の声をきいて回ります。西日本豪雨災害の被災地にも参る予定です。

改めて、西日本豪雨で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、今なお苦しい避難生活を余儀なくされている被災者の皆さんにお見舞い申し上げます。

暑い日が続きます。皆さんにおかれても、どうか体調には十分に気をつけてお過ごしください。

【お知らせとご案内】
9月9日に、地元高松で「たまき雄一郎を励ます会」を開催します。国内外の大変化の中で、日本はどう生き残っていくのか、また、政権に向けた国民民主党の今後の戦略などについて、直接、皆さんにお話しできればと思います。ぜひ、ご参加いただければ幸いです。

お問い合わせ先:寒川事務所 電話(0879)43 – 0280


編集部より:この記事は、国民民主党共同代表、衆議院議員・玉木雄一郎氏(香川2区)の公式ブログ 2018年7月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はたまき雄一郎ブログをご覧ください。

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玉木 雄一郎
衆議院議員(香川2区、国民民主党共同代表)

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