韓国は独立記念日を「8月15日」から「5月8日」にせよ

2018年08月15日 06:01

韓国独立の捏造

元慰安婦と「慰安婦の日」式典に参列した文大統領(韓国大統領府サイト:編集部)

今年も、韓国では8月14日から15日にかけ、文在寅大統領を中心に、反日での盛り上がりが最高潮になろうとしている。8月14日は「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」、8月15日は光復節(独立記念日)である。支持率が低下している文大統領の反日演説も力が入った。

1945年8月14日、日本がポツダム宣言の受諾を連合国に通告し、翌15日、玉音放送により、日本の降伏が国民に公表された。この8月15日をもって、韓国では光復節として祝われる。「光復」とは民族としての光を復す(取り戻す)という意味だ。しかし、この日に韓国が独立をしたというのは真っ赤なウソである。

日本は朝鮮の独立を認めておらず、朝鮮総督府も機能しており、総督府の支援で、朝鮮建国準備委員会を設立させている。総督府の支援は呂運亨(ヨ・ウニョン)らを介在して与えられている。そして、朝鮮人の代表たちが委員会に集まり、国のかたちをどうするか、議論しはじめた。このことからもわかる通り、総督府が支援した建国準備委員会を朝鮮人は受け入れており、朝鮮は依然として、総督府の統治下にあり、朝鮮人もそれを認めていたのだ。

悪質な作為

9月8日、アメリカ軍が南朝鮮に進駐し、総督府の統治権がアメリカに引き継がれる。いずれにしても、朝鮮が独立をして、主権を取り戻したという事実はない。

アメリカの軍政下において、朝鮮人たちは対立するのみで、建国に関する議論をまとめることができず、3年の時を経た。1948年5月10日に南部単独総選挙を実施し、制憲議会が成立、制憲議会は李承晩(イ・スンマン)を大統領に選出し、南部単独での独立国家建国を準備した。そして、1948年8月13日、李承晩が大韓民国の樹立を宣言した。

この事実を見れば、韓国が主権国家となった日、つまり、独立記念日たる光復節は8月13日でなければならない。しかも、韓国は日本から独立したのではなく、アメリカ軍政から独立したのだ。

それにも関わらず、光復節を敢えて、8月15日とするのは、「日本の敗戦」を「植民地支配からの独立」と意図的に結び付けて、日本を悪者に仕立てあげて、民族意識を高揚させようとする韓国政府の悪質な作為があるからだ。とにかく、彼らは歴史の捏造が得意なのだ。

真の光復節

韓国にとって、本当の意味での光復(独立)が歴史上、存在する。漢の武帝が紀元前108年、楽浪郡を朝鮮に設置して以来、朝鮮半島は約2000年間、中国の属国だった。高麗王朝の前半に一時期、独立を維持したことがあったが、朝鮮はその歴史のほとんどにおいて、中国に隷属させられていた。

平壌包囲戦で清軍と戦う日本軍(水野年方画、1894年:ウィキペディアより)

日清戦争後の1895年、下関条約により、日本は中国の清王朝に、朝鮮の独立を承認させた。日本は中国の朝鮮への属国支配の長い歴史を断ち切ったのだ。

下関条約は1895年、5月8日に発効した。この日こそが、朝鮮民族にとって、歴史上最大にして最高の解放・独立の記念すべき日である。

韓国のみならず、北朝鮮もともに、5月8日を真の光復節として祝うべきだ。両国で一緒に祝えば、また感慨も深かろう。

「独立門」を勘違いしている韓国人

下関条約で独立を達成した当時、朝鮮人たちはこれを非常に喜んだ。そして、中国への隷属の象徴であった「迎恩門」を取り壊した。「迎恩門」はソウルの西大門の外側に建てられ、中国の勅使を迎えるための門だった。朝鮮王は中国の勅使がやって来る時、自らこの門にまで出向き、三跪九叩頭の礼で迎えていた。

ソウルにある独立門(Wikipediaより:編集部)

朝鮮人はこの屈辱の遺産を取り壊し(屈辱を忘れない為に、2本の「迎恩門」柱礎だけを残し)、1897年、独立の記念として、新たに「独立門」を同じ場所に建てた。

現在も残る「独立門」を、多くの韓国人は日本からの独立を記念したものと勘違いしている。これは「独立門」と同じ敷地内に、独立運動の苦難の歴史を展示した西大門刑務所歴史館があることが原因になっており、わざと混同をさせるような意図がある。光復節を8月15日とする韓国政府の作為と同質のものだ。「独立門」は日本への恨みを表したものではなく、感謝を表したものである。

読者の皆様も「独立門」を訪れている韓国人に聞いてみるとよい。若い人の多くが、「日本からの独立」と勘違いしていることがわかる。

「迎恩門」が取り壊された同年の1897年、朝鮮は中国の属国でなくなったため、かつて明王朝から下賜された「朝鮮」を変更し、「大韓帝国」と国号を名乗った。「韓」は王を意味する雅語で、古代において、三韓にも使われていた。

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