総裁選記者会見で望月衣塑子なみに毎日記者が質問

2018年09月14日 16:00

日本記者クラブでの記者会見。毎日新聞の倉重記者が、延々と望月なみに質問でなく大演説。「総理は国民を騙した」とか、「辞任してもおかしくなかったのに」とか、大脱線。昔は立派な記者だったが、どうしてしまったのか。残念。

石破氏が日朝外交で「まず連絡事務所」と前のめり。はっきり朝鮮総連を大使館として認めろといったほうが分かりやすいのに。このこと以外についても、石破氏が外交について見識を示すことはほとんどなかった。

また、日朝以外について、石破氏の外交理解についてマスコミ側から厳しい質問がなかった。そこがいちばんの問題だし、そこで、石破氏が立派なことをいえば、株が上がるのにダメだ。

地方創生の重要性について、安倍首相は不熱心のようなことを石破氏はいっていたが、地方創生相として何をやったのか。石破氏になってから、関西対策など維新への懐柔策もあるのだろうが、それなりに実質的になってきたと思う(もちろん不足だが)。

第9条について石破氏は、あいかわらず、国民の九割が合憲だと思っているとかいっているが、それなら、学校教育でも憲法違反の可能性はないことを前提に教育を進めるとか、陛下にも観閲していただくとかすればいい。

日露平和条約についてマスコミ側からは、安倍首相はプーチンと散々話し合いながら、領土問題の解決が条約の前提ということも、分からせなかったのかというなんともナイーブな質問。本当にこの幼稚な記者はそう思ったのだろうか。

おりしも、カザフスタンからは、カスピ海をめぐるカザフスタン、ロシア、イラン、アゼルバイジャン、トルクメニスタンの国境交渉がまとまったというニュースがあった。

カスピ海は湖か?海か?20年越しの論争が決着 権益めぐりイランが譲歩、背景に米の圧力(産経新聞)

カスピ海を海とする各国と湖とするイランのあいだでこじれていたが、ひとことでいえば、実質的には海として扱うのに近いがイランも配慮し、また、名目上は特殊な地域ということで、海であれば可能性があるアメリカなど第三国の介入を防ぐというすぐれもの。

さすがプーチンだ。

日露平和条約とか北方領土について、プーチンの策略に乗るなと決めつけている人が多いが、私はプーチンはウルトラCに踏み切ることも場合によってはできる人物だと思っている。

彼を信用などできないが、しかし、北方領土問題を「引き分け」で解決できるのは、彼しかいないのも間違いないのだ。決めつけるのはいかがなものか。

彼と話を付けられないなら、もういちど戦争するしか解決はないだろう。

『反安倍』という病 - 拝啓、アベノセイダーズの皆様 -
八幡 和郎
ワニブックス
2018-09-07
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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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