国内最大の授業数をほこる参加型生放送に出演してきました

2018年11月06日 11:30

左はアナウンサーの中田有香さん。右は筆者。

昨日、ご縁あって、Schoo(スクー)に出演してきました。Schooは国内最大級の授業数をほこる参加型生放送で、PC、スマホ、アプリから利用できます。生放送の視聴であれば費用は掛らないことが特徴です。

番組は進行役のアナウンサーが、番組の進捗や視聴者の様子をみながら進めていきます。質問コーナーを設けたり、視聴者のコメントを読み上げたりするので非常にスムーズです。今回は、元HBC北海道放送、現在はSchooでアナウンサーをしている、中田有香さんにお世話になりました。また、スタッフの皆さま有難うございました。

伝えたいなら自信をもって断定しよう

ここ数回の講義で伝えて伝えてきたのは、自信のある伝え方を意識することです。そのためには、「断定して言い切る」ことが大切です。文章を書くときには多くの人の共感を得たいと思うものですが、「断定して言い切る」際には、読者に迎合する気持ちを排除しなけれ
ばいけません。反発も増えますが味方も増えて読者にも刺さりやすくなるものです。

次の文を読んでください。
A.成果を上げるなら、この書籍はいいかも知れません。
B.成果を上げるなら、この書籍を読むべきである。

Aの「この書籍はいいかも知れません。」よりも、Bの「この書籍を読むべきである。」のほうが、読もうという気持ちにならないでしょうか。ところが、多くの人は「断定して言い切る」ことができません。批判を浴びるのが「恐い」からです。

次の文を読んでください。
A.御社の経営課題は精査し、提案内容も熟慮したうえで決める予定です。
B.御社の経営課題解決は、この提案で解決可能です。ぜひやらせてください。

あなたが実務担当者の場合、どちらの提案に好印象をもちますか。Aの提案であれば「結局はいまの時点でなにもしていないんだ」と思いませんか?

文章によっては、謙虚さが必要とされる場合もあります。研究発表や学会発表などは、先行研究の識者に対して謝辞を述べ、自分の発表についても断定はせず「これはある条件下で導き出された結果にすぎません」と謙遜するのが流儀です。

日本人は遠まわしな言い方を好む場合があり、強すぎる断定は「生意気」「上から目線」という印象を与えてしまうので好まれない場合もあります。

文章には意思がなければ伝わらない

【A】
「就職のミスマッチ」という言葉があるそうです。当社に入社した新入社員も3年で3
割が退職しているようです。なんらかの施策を検討すべきではないかと思います。

【B】
「就職のミスマッチ」という言葉がある。当社に入社した新入社員も3年で3割が退職
している。人材が定着しない理由を早急に突き止めなければいけない。人材の流出は大
きな経営課題である。

上記の文を読んでどのように感じましたか。Aのような、自分の意思をもたない書き方は文章を読みにくくします。さらに抽象的でなにを言っているかわからないので、不快感を与えます。Bくらい断定するほうが伝わりやすいことがわかると思います。

文章では伝えたいメッセージを主張しなければ意味がありません。主張がない限り、読者にとって得られるメリットもありませんし、伝わることもありません。自分の意思がない文章では伝わりません。

読者の皆さまのご支援もあり、拙著『即効!成果が上がる文章の技術』(明日香出版社)は10月15日に出版後2週間で3刷が決定しました。出版に効く「スクー」。私の場合は今年出版した2冊ともスクー出演後に即重版でした。スクーに出るとツクー、中田さんが司会をするとツクー。この場をかりて御礼を申し上げます。ありがとうござました!

尾藤克之
コラムニスト

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尾藤 克之
コラムニスト、明治大学サービス創新研究所研究員

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