NPO法人初!いま話題の「 #全国住み放題 ADDress」に法人契約

駒崎 弘樹

全国に定額制で多拠点展開するCo-Livingサービス ADDress(アドレス)が2019年4月にサービスインすると話題になっています。

が!!!
認定NPO法人フローレンスは、この ADDressにNPO法人として初となる、法人契約します!!
他にも、ガイアックス、CAMPFIRE、ユニリーバ、など様々な企業が申し込んでいるとのことですが、NPOでは現在唯一の契約となります。

ADDress Webサイト

なぜ、フローレンスがADDressを導入するのか?

先日、ADDressの事業コンセプトについて、株式会社アドレス代表取締役社長の佐別当隆志さんより、ご紹介を受けました。

曰く、
全国にある空き家を有効活用し、住まいやワークスペースのシェアを拡げる
とのこと。

まさしく社会課題と言われている空き家問題と、新しい働き方・暮らし方への挑戦をかけ合わせた事業内容です。

これまでも、フローレンスは、多様な保育・福祉事業を運営する一方、「働き方改革」の旗振りもしてきました。
在宅勤務にノマドワーク、複業はもちろん、現在金沢などに在住するフルリモートの社員もいます。


研修やチームビルディングなどを、オフィスではない場所で集中的に行う事例も増えています。
社員の多様な働き方を推進し、場所はもとより既成概念に縛られず新しい価値を創造し続ける組織づくりをしていきたい。
ADDressの利用を通じて、そんな組織を作っていけたら、という期待もしています。

また、近年手がける事業は「赤ちゃん縁組事業」「こども宅食」など、活動範囲が国内全域に拡がっています。


全国各地域で滞在拠点があることで、より各エリアに密着した支援が可能になるのではないか。
そして、現場で頑張る保育スタッフが、週末ちょっと旅行に行こうっていう時に、福利厚生で無料で泊まれたら嬉しいかな、とか。

事業展開としても、福利厚生としても、様々な可能性を感じるサービス内容に賛同し、法人契約に至りました。

フローレンスの法人契約内容

フローレンスが団体としてADDressの法人会員に加入し、社員が利用できるものとします。

具体的には、首都圏近郊各地にある古民家・別荘を社員が無料で使用できる福利厚生としてスタートします。

■利用対象:フローレンス社員
■利用開始:社内運用整備次第
■利用イメージ:
①社員の福利厚生として
②事業部やプロジェクトのオフサイトミーティング
③出張時のワークスペース

■参考
認定NPO法人フローレンス スタッフ数 合計 584名(2018年10月1日現在)

運営事業
・訪問型病児保育事業(フローレンスの病児保育)
・施設型病児保育事業
・小規模保育事業(おうち保育園)
・認可保育事業(みんなのみらいをつくる保育園)
・居宅訪問型保育事業(待機児童レスキュー隊)
・一時保育事業(一時保育室カムパネルラ)
・障害児保育事業(障害児保育園ヘレン)
・障害児保育事業(障害児訪問保育アニー)
・コミュニティ創出事業
・働き方革命事業
・みんなで社会変革事業
・ひとり親家庭支援(寄付会員制度)事業
・赤ちゃん縁組事業
・こども宅食事業

社員の多様な価値観と働き方を包含し、ダイバーシティから生まれる新しい発想を社会課題の解決に活かしていきます!

こんな僕たちと一緒に、あたらしいあたりまえをつくっていきませんか?

フローレンスでは、ただいま仲間を募集しています。上記事業に興味がある方、サイトをチェケラ!!


編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2019年2月20日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。