いまの会社を辞めようと思った時に読んでおきたい本

2019年04月17日 11:30

Photos by K.Bito

仕事を辞めたいと思ったら、まず何をすべきなのか?ただ転職するだけなんて、もったいない!辞めるまでの3ヶ月間の過ごし方が大切になる。いまの仕事で、あなたがやり残したことはなにか?成長できる“何か”は残っているのか?今回は、『いまの職場、ラスト3か月』(渋谷文武 (著)、きずな出版)を紹介したい。

社内で評価の高い人が陥りやすいマジックがある。あなたがトップの営業マンと想定しよう。営業の実績は申し分なし、誰よりも高い報酬をもらっている。自分の能力はこんなものではないと鼻息が荒い。あなたは、1億円の売上をあげていた。これをフリーでもらえたらどんなに素晴らしいことか悩んでいた。「早く1億円のキャッシュを手にしたい」。

しかし、営業力は高くとも、経理についてはまったくの素人かも知れない。売上1億円も、商品力が評価されて計上できたものかも知れない。販売方法が良かったのであれば、広報宣伝やマーティングの力によって売れたことになる。営業マン1人の影響力など大きく無いことを知るべきだが、このような時は全体を客観視することが必要になる。

もし、「起業」という選択肢を考えるなら、経理、総務、宣伝、マーティングなどの知識も、ある程度、知っておく必要がある。あなたが、会社に在籍しているなら、専門家の情報を「無料」で学ぶことが可能だ。社内にはさまざまな部署があり、その分野の専門家が働いている。社内であればあなたが負担する費用は無い。

会社を辞めてから同じことを学ぼうとすると、相応の費用が必要になる。経理や税務のことであれば、税理士にフィーを払って教えてもらうことになる。広告、マーケティングに関しても専門家に依頼するならフィーが必要になる。

本書では、会社を辞めようと考えた際にやるべきことが整理されている。いまの会社で準備をして、一定の成果を導き出すためには「3ヶ月」が必要になる。次のゴールを決めて全力で突っ走るには何が必要か。関心のある方は手にとってもらいたい。

尾藤克之
コラムニスト、明治大学サービス創新研究所研究員

<筆者新刊情報/4月19日発売>
波風を立てない仕事のルール』(きずな出版)

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尾藤 克之
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所研究員

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