名古屋市に本社があるTBS系列のCBCテレビ報道部のツイッターの炎上が止まらない。参院選で自民党比例区から立候補中の和田政宗氏が仙台市内で暴行を受けたことをツイートした際、同報道部のツイッターが13日、「ちょっと小突かれただけで、暴行事件とは。大げさというより、売名行為」とツイートした。
このツイートはすぐに削除されたが、ネット上で瞬く間に大炎上。CBCテレビは14日、ホームページ上に「CBCテレビ報道部公式ツイッターでの不適切な投稿について」と題した告知を掲載。
7月13日午後、CBCテレビ報道部公式ツイッターのアカウントより、参院選比例代表に立候補している自民党現職の和田政宗氏が街頭活動中に受けた暴力、妨害を肯定するような不適切な書き込みが行われた件について、当該者の方に、大変ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫びいたします。
と謝罪した上で、
当該書き込みは、弊社報道部の意思に基づくものではありません。
調査を進めておりますが、現状、アクセス権のある報道部員が投稿した形跡は確認できません。CBCテレビ報道部公式ツイッターのアカウントの運用につきましては、パスワードの変更等、運用管理の見直しを行いました。
などと社員の関与を否定した(太字は編集部)。不正アクセスとの見方は示していないものの、なぜ問題のツイートがおきたのか不可解な声明内容にネットでは再び炎上が強まった。
騒動の経緯を伝えた産経新聞のツイッターへの書き込みは、
「アクセス権のある報道部員が投稿した形跡は確認できない」と主張して加害者ではなく被害者だとの印象操作するところが、韓国政府みたいでなかなかよろしい
乗っ取られたと言いたいの? 随分都合のいい乗っ取られ方だこと。もし本当に乗っ取られたとしたらテレビ局として大きな問題だと思うけどね?
謝りたくない、責任を取りたくない、からですね。NHKにいた和田さんには耳が痛い話かもしれませんが、これが日本のマスコミの本質です。
などとCBCテレビへの非難オンパレードの状態になった。
巻き込まれた和田氏も14日夜、ツイッターで「『当該者』って私のことなんでしょうか?なぜ私の名前を出し謝らないのでしょうか?」と疑問を呈し、「不正アクセスが起きたということなら被害届を出して警察に捜査してもらわないといけないのでは」とチクリ。
CBCホームページに「CBCテレビ報道部公式ツイッターでの不適切な投稿について」という「お知らせ」が掲載された。
「当該者の方に、大変ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫びいたします」
「当該者」って私のことなんでしょうか?なぜ私の名前を出し謝らないのでしょうか?https://t.co/540uGHc6Yr— 和田 政宗 (@wadamasamune) 2019年7月14日
CBCホームページに「CBCテレビ報道部公式ツイッターでの不適切な投稿について」という「お知らせ」が掲載された。
「アクセス権のある報道部員が投稿した形跡は確認できません」
不正アクセスが起きたということなら被害届を出して警察に捜査してもらわないといけないのでは?https://t.co/540uGHc6Yr— 和田 政宗 (@wadamasamune) 2019年7月14日
これらのツイートも大反響で、
直接連絡ないんですか?あり得ない
広報的な方法ではなく、直接謝罪するのが筋ですね。世間に対しての「謝ってますアピール」がいやらしい。
選挙中だろうが、ちゃんと名前書いて謝罪するべきなんじゃないの?
などと、CBCテレビの対応にさらに不信感を募らせる反応が多かった。
元山口組系暴力団組長で、危機管理のプロ(?)の作家、猫組長氏はCBC側の説明を疑い、「ツイートしたのが社員であることを認めて、当該社員の処分を発表するのが最良のダメージコントロール」と指摘していた。
CBSテレビの炎上案件、ツイートしたのが社員であることを認めて、当該社員の処分を発表するのが最良のダメージコントロールです。
— 猫組長 (@nekokumicho) 2019年7月14日