札幌・東京・神戸・福岡をつなごう!078Kobe2019にて

パパヤパヤパヤ神戸泣いてどうなるのか。
078Kobe。
神戸の魅力や活力を発信するための複合型+参加型+都市型フェスティバル。
第一回は3.7万人、昨年は7.5万人が参加。
今回は第3回。育ってきています。
複数のテーマを掲げたイベントです。
音楽・映画・IT・食・ファッション・キッズ・アニメの7ジャンル。
このラインアップを揃えられる国はそうありません。これがニッポンの強み。
そしてポップカルチャーにテクノロジーを掛け合わせている点がミソ。
昨年参加した模様はここに記してあります。
「078Kobe 2018」
「都市型フェスティバルの未来」というパネルに参加しました。
078実行委員長・藤井信忠神戸大学准教授
NoMaps廣瀬岳史事務局長
明星和楽松口健司実行委員長
ぼくはCiPのYouGoEx代表としてです。
078藤井さん。
「米オースティンのSXSWを参考にして開催したが、SXSWは30年であそこまで育った。078も30年続ける。」
「チャリティー音楽イベントが源流なので、全て無料にしている。」
骨があります。
福岡で10月に4日間開催される「明星和楽」。
「異種交創」を体現するムーブメントとして2011年より開催。
スポーツ、音楽、エンタメ、ビジネス。
「異種」な人々が交わる場であり、新しいモノ・コトを創り出す装置。
実行委員会を世代交代して壁を突破しているそうです。
10月、札幌の「No Maps」。
テクノロジーとアイディアでより良い社会を実現する。
学び、教える。表現、発表、体験。つながり、共創。
音楽、映画、テクノロジー、ピッチ。
で、ぼくの出番です。
以下、申し上げました。
オースティンのSXSWやリンツのアルスエレクトロニカなどテックやアートのイベントは、ポップさというかユルさが足りないし飯がマズい。
パリのJapanExpoはポップで飯ウマだが、テックが足りない。
そしてこういうイベントに共通しているのは、日本人が多いということ。出展も客も。
じゃあポップテック飯ウマイベントは日本でやればいい。
しかも、各地で開いて、それをつなぐポップテックイベント列島にすればいい。
ぼくはまず東京でポップ&テックの街づくりCiPを進めている。
港区・竹芝にデジタルとコンテンツの集積拠点を作る。
2020年、オリパラの前に街開き。
シリコンバレーとハリウッドを合体、だけど、ポップで、みんなが集う、日本にしかできない街。
すべての先端技術を実装します。
これはきっかけ。渋谷、羽田などにも構想がある。
羽田空港脇にイベントや研究開発を行う地域が開発されていて、ここも来年の7月に街開き。
そこと竹芝を直結して共同イベントを開いたり、ドローンで行き来できるようにしたりする。
ほかにも東京には似た構想があるので、みなデジタルでつなぎたい。
竹芝でポップテックイベントを開催する。
昨年2018年の夏、その第一弾として、YouGoExというイベントを開催した。
音楽オタクeスポーツ超スポキッズビジネステクノロジーを集結。
要するに078のパクリ。明星和楽、NoMapsのパクリ。
吉本芸人にもたくさんお越しいただきネット配信も行ってもらった。
2020年、来年の街開きに本格開催し、毎年実施する。
吉本興業のパワーも結集しつつ、慶応大学などアカデミアも参加し、ポップとテックの集結したものにしていきたい。
各地のイベントと連携して、ゆくゆくはSXSWを超えるものに育てたい。
日本が世界のポップテックイベントの本場になりたい。
幕張で6月に開催するデジタルサイネージジャパンは13万人が集うテック+コンテンツのイベントで、既にサイネージ業界では世界トップになった。
テックポップキッズのワークショップコレクションも2日で10万人が集まる世界最大の子ども創作イベントになった。
ぼくが実行委員長を務める京都国際映画祭も、アートやテックにつぎ込む。
ぼくが関わるイベントだけでもいろいろある。
そして078もその他も含め、こういう力を日本は持っているんだけど、総合力として世界に発揮していない。それをみんなでつながって発信したい。
藤井さんから質問「突破すべき壁は?」
YouGoExという名前は、タコ壺の壁を取っ払って融合させる趣旨。化学反応をこれから起こす。でもプロモーションを高めるネーミングはまだ悩み中。
078(神戸の市外局番)は抜群。
ウチもパクって東京03にしようかと思ったが、人力舎に文句言われそうなのでヤメた。
札幌NoMaps、神戸078、福岡 明星和楽。アルファベットと数字と漢字。
東京はカタカナがいいかなぁ。
10月に札幌と福岡、その頃までに名前を決めて、来年の078に内容をアナウンスできるようにして、7月に開催します。
福岡・松口さんが世代交代して突破したと言う。
それで気がついた。
ぼくが壁です。
なのでウチも若い世代に交代して、委ねます。
ではまた~
パパヤパヤパヤ
(高架下で豚足)

編集部より:このブログは「中村伊知哉氏のブログ」2019年8月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はIchiya Nakamuraをご覧ください。