高知東生さんが婦人公論に語った半生と介護引退の真相

2020年01月18日 14:00

1/16に婦人公論.jpに高知東生さんの記事がUPされ、

覚せい剤で逮捕された、高知東生の今「妻を泣かせた日から・・・」(婦人公論)

これまでの薬物報道では考えられない位、温かいメッセージが寄せられ、高知さんとごいっしょにYoutube番組「たかりこチャンネル」をやっている相棒の私としても、大変嬉しく思っています。

特にヤフーニュースになると、普通ヤフコメというのはどんな記事でもボロクソ書く人で埋まる中、今回の記事に関しては、「再起を応援したい」「頑張れ!」「記事を読んで泣いた」といった言葉が並び、嬉しい驚きでした。

そしてTwitterでも温かいコメントと共に「ヤフコメも含めて読んで泣いた」「ヤフコメが明らかに変わった」などというつぶやきもあり、この反響には思わず涙してしまいました。有難いことです。

この婦人公論さんの記事、本当に素晴らしかった!
私なんかすべてのエピソードをすでに高知さんから聞いて知っていたにも関わらず、記事を読みながら泣きましたからね。せつなくなによりもとことん正直に語られた記事でした。

高知さんの少年時代は、親を知らずに小学校4年生まで祖母に育てられ、突然現れたお母さんに引き取られたのですが、お母さんは任侠の世界の男性の愛人でした。

そして、高知さんが17歳の時にそのお母さんが自殺。お母さんの死後、お父さんだと思っていた人は、実は本当のお父さんではなかったことを戸籍で知り、故郷に居るのが辛くなって、20歳の時に東京に出てきました。
東京ではホームレスまで経験したりしながら、芸能界まで登りつめていったのでした。

こういったエピソードを初めて聞いた時に「あぁ、高知さん、やっぱり仲間なんだなぁ」とつくづく思いましたよね。

依存症者って生い立ちに過酷な背景を持つ人も多いんですよね。
過酷な背景を持ちながら信じられない位の頑張り屋だったり、普通なら耐えられないくらいの悲しみを、感情を見ないようにして、ひたすら前を向いて突っ走ってきた人などは、どうしても依存症などメンタルに支障をきたしやすいですよね。

そういった感情の無理のツケって段々蓄積されてしまいます。
高知さんは、その上過酷な芸能界で生き抜いてきたほどポテンシャルのある方なので、相当無理を重ねてこられてきたと思います。

詳しくは皆さん是非、婦人公論の記事をご一読頂きたいのですが、私はその上高知さんは芸能界でもとことんデマに苦しんだ人だったと思います。
例えば、奥様が大人気女優さんでだったことで、高知さん自身も芸能界で活躍し相当な収入があったにも関わらず、一部の心ない人に「格差婚」「ヒモ」などと言われていたようです。

私なんかそんなこと言われたたんだ!と聞いて「えぇ!っ」と驚きましたけどね。
だって高知さんいっぱいTV出てましたよねぇ?

子供達に大人気だった「逃走中」から、ダウンタウンDXとか、ケンミンショーとか、つい最近話題になった「結婚できない男」でも、高知さんの役柄だった「金田」待望論がネット界をにぎわせていましたが、こんな良く働く「ヒモ」いないですよね(笑)。

それともう一つ。例の「義父の介護で引退説」ですよね。
あれまことしやかにTVで報道されてますけど、元の奥様も会見できっぱり否定されてますし、私も「そんなばかな」と聞いた時思いましたけど、ご本人も「一体どこからあんな一斉にTVに流されることになったのか?ネタ元も原因も全く分からないんだよね~!?」なんだそうです。

ひぇ~!と思いましたね。恐るべき芸能界。
ワイドショーもご本人に確認もせずにいまだに「親の介護で引退」って報道しているところありますもんね。

だけどちょっと考えれば、高知さんも元の奥様も十分な収入があるわけですから、別に引退なんかしなくても、自分たちに手が回らないところはヘルパーさん雇えばいいだけじゃないですか。
一般庶民だってそうやって乗り切ってますよね。極力、介護辞職しないようにしないと、自分たちの生活が立ち行かなくなりますもんね。

で、あの報道が出回ったとき、まるで美談のように語られ「なんじゃこりゃ?」と思ったそうなんですけど、その頃高知さんは、実際エステの経営でものすごく忙しくなってて、事務所にお願いして芸能界のお仕事を当面の間控えていたそうなんですね。で、あんまり気にもしていなかった・・・
この辺が実に高知さんらしいおおざっぱさ!と私なんかは思っちゃいますがwww

だけど事件が起きると「ろくに介護もしてなかった」なんてバッシングされてましたもんね。
しかもエステのお金も元奥様に出してもらってた・・・とかね。
いやいやあんだけのTV出演まさかボランティアでやってたわけじゃあるまいし、稼いだお金あるでしょうよ・・・と、わけわかんないですよね。

勝手に美談にされ、勝手に貶められる・・・事実だろうとなかろうと関係ない。
芸能人って本当に大変ですね。

でも今は高知さん、幼少時代の壮絶な人生、そして芸能界での数々のデマや悪口そして事件のことなどなどすべて受け入れ、新しい人生を歩いています。
プログラムに取り組む姿も依存症気質そのものというか、なんでも全力投球!
明日、東京でご一緒にセミナーやらせていただくので、もしご都合つく方は、生の高知さんのトークを是非聞きにいらしてくださいね!

〈依存症支援地域連携の在り方〉
【日時】 2020年1 月19日(日) 13:30開場 14:00~16:30
【会場】 日比谷記念ホール SEMINAR ROOM
地下鉄東京メトロ東西線東陽町駅から徒歩3分
【参加無料・予約不要】
【スケジュール】
①講演 14:00~14:50 「山梨モデルとは?」 池田文隆
②講演 14:50~15:40 「地域連携の好事例と家族支援のあり方」 田中紀子
③体験談 15:40~16:10 「絶望からの脱出!地域の人に助けられ今がある」 高知東生氏
④質疑応答 16:10~16:30
※プログラムは予告なく変更となる場合があります。
詳しくはこちらから


田中 紀子
公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」代表
国立精神・神経医療センター 薬物依存研究部 研究生
競艇・カジノにはまったギャンブル依存症当事者であり、祖父、父、夫がギャンブル依存症という三代目ギャン妻(ギャンブラーの妻)です。 著書:「三代目ギャン妻の物語」(高文研)「ギャンブル依存症」(角川新書)「ギャンブル依存症問題を考える会」公式サイト

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田中 紀子
公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」代表

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