コンビニエンスストアは、圧倒的にセブンイレブン派でしたが、最近は時間帯によっては、近くにあるローソンを利用することが多くなりました。
その理由は、レジの行列です。
朝の通勤時やランチタイムになると、コンビニには長い行列ができます。
以前は、この時間を避けて、コンビニで日用品を買ったりしていました。しかし、最近近くのローソンには自分でクレジット決済できるセルフレジが3台導入され、レジ行列が劇的に改善されました。
しかも、カウンターに行列が出来ていても、セルフレジは誰もいないことがあります。セルフレジの利用率がまだ低いので余計に利便性を高めてくれます。
一方のセブンイレブンは、相変わらず通常のレジで、2名から3名の従業員が懸命に対応しています。その結果、通勤時間やランチタイム以外の日中でも恒常的に行列ができており、深夜帯以外は足が遠のくようになりました。
スペースもゆったりしたお店なので、なぜセルフレジを導入しないのか理解できないのですが、セブンイレブンのホームページを見ると、導入はまだ先のようです。
他のコンビニに1店舗当たりの日商で10万円以上の差を付け、圧倒的な存在だったセブンイレブンが、少しずつ他のコンビニと同じような存在に変わりつつあるのを感じます。
以前は、中興の祖と言われる鈴木敏文氏のリーダーシップで、セブン銀行や100円コーヒーなど画期的なサービスを生み出したセブンイレブンですが、鈴木氏が退任した後は24時間営業問題への対応を見ても、迷走しているように見えます。
確かに、今でもセブンプレミアムなどのオリジナル商品は、他のコンビニに比べ圧倒的なクオリティーの高さを保っていると思います。しかし、レジ行列によって機会ロスが発生すれば、売り上げにはマイナスの影響が出てきます。
セブンイレブンの経営に何か異変が起こっていると考えるのは、単なる一人の利用者の思い込みでしょうか。
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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2020年1月31日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。