新型ウィルスで問われる日本国家の品格

2020年02月01日 06:01

第2回新型コロナウイルス感染症対策本部で所見を述べる安倍首相(官邸サイト)

これまで中国に媚びていた偽リベラル界隈が安倍政権が中国への配慮もあって情緒的な方向に流れないのを見たら手ぬるいと猛攻撃。どうやら媚中熱は反安倍の病に比べると無力らしい。もし韓国で何かあったら、媚韓熱とどっちが強いのだろうか?あるいは安倍首相が北朝鮮に行ったらアンチ・コリアンに転じるのだろうか?

新型コロナウィルス問題において中国との交流についてどの程度、厳しい防御措置をとるべきかについてはいろいろ意見はあろうが、厳しい措置を要求している人の中にヘイトかどうか以前に、困っている人たちへの人道的な温かさを感じられないコメントが見受けられるのはまことに残念である。

日頃、反中でも嫌中でもこういうときは別だろう。特に保守というのは日頃、日本人が「品格ある国民だ」とか言っているだけに残念だ。

また、中国が「日本の対応に感謝している」と言うなら尖閣にちょっかいを出すのもおかしい。それなら東日本大震災のときに台湾が温かい手を差し伸べてくれたときに、日本は尖閣で台湾に譲歩すべきだということになったのか?そもそも尖閣問題は台湾がおかしなことを言い出したから中国はそれに追随したのである。

反対の立場に自国が立たされたときにあまり嫌なことはしないというのは国の品格の問題だ。

中国政府は遅ればせながら移動禁止などかなり思い切った対策を打っている。日本で同じようなことが起こった場合にそういうことができるのか?それは無理でしょうでは済まされない。日本人は怒って欲しくないことは予測しないようにする悪い傾向がある。それでは大きな危険には対処できない

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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