歓迎コメントの嵐 ピエール瀧さん復帰!芸能界「優しさ保険」の勧め

2020年02月04日 14:00

昨日2/3は、嬉しいニュースが飛び込んできました。
それはピエール瀧さんの映画復帰作が決まったとのこと。
ピエール瀧が復帰へ 映画「ゾッキ」今月撮影に参加(日刊スポーツ)

電気グルーヴ公式フェイスブックより

この作品、竹中直人さん、山田孝之さん、斎藤工さんが監督を務めるそうですが、ルックスが良いだけでなく、ハートも良いですね~。
仲間の復帰を後押しする友情を見せて貰うと、我々も「逆境にある時こそ友情を大切にできる人であろう!」って、改めて思うことができるし、そういう前向きな考えが頭に浮かんでいる時って気持ちが良いですよね。

こういう決断って吉と出るか凶と出るかわからないわけで、ファーストペンギンになるのって本当に勇気がいると思うんですよ。
でも皆さんは、仲間のために火中の栗をやすやすと拾ってのけた。
マジ、かっこいいいです!

で、この私、今まで薬物事犯に対する報道のあり方に辟易し、問題提起をすると炎上しまくり、事務所の電話が鳴りやまず・・・なんて経験を繰り返してきたので、こういうニュースが出ると、また世間が炎上するんじゃないかと、身構えちゃうんですよね。
もちろんどれだけ炎上しようとも、私は依存症の誤解と偏見の是正と人権への配慮、そして仲間を守るために残りの人生をかける覚悟を決めているので、やることはやっていきますけど、それでも「あぁ、また色々面倒なこと起きるだろうなぁ・・・」とうんざり気分になっていたんですね。

と・こ・ろ・が
結果は、全然違っていた!Twitterでも殆どが歓迎一色。
しかも、結構薬物問題の本質を理解している一般の方々が、沢山いらしたのにはびっくり仰天してしまいました。

こういうのをみると依存症の啓発も少しは進んできたのかな?と嬉しく思いますが、皆さんが仰ってくださっていることまさにその通り!なんですよね。
分かりにくい薬物問題をこれだけ理解して頂けている賢い方々って本当に有難いです。

もうね、一般社会は「失敗が許されない!」という風潮や閉塞感にうんざりしているんですよ。
だから、社会を変えよう!と思っている人たちが沢山いる。
特にネット社会ではそういう自由さを好む人が次々に現れている訳です。

けれども地上波テレビだけが、スポンサーの顔色を伺い、スポンサーは一部たった10人くらいのクレイマーを恐れ、事なかれ主義を貫いているんですよね。
だからこういった閉塞感は大企業によって作られているとも言えるし、実は、地上波のテレビマンやワイドショーのコメンテーターが一番世間からズレていて時代遅れなんですよね。

これからはクレーマーの人はどうせなら、薬物事犯が起きた時に、作品の放映や上映を取りやめる、起用しないなんて方針を決めた所に対してこそ、「再犯防止策に逆境する!」ってクレームを入れて欲しいですわ。
そしてそのまま上映や放映をするTV局こそ企業は応援して欲しいですね。

一部クレーマーを恐れ、びくびくしてる企業のトップが時々業界誌やマスコミインタビューで「最近の若者は自分で考える力がない!」とか「若者よ失敗を恐れるな!」なんて、ふんぞり返って答えている姿をみると、「おまいう・・・」「まずは自分を省みよう!」と思っちゃいます。

いやいや今の若者の方がずっとずっとリベラルですよ。
若者批判のTOPこそ、さっさと世代交代して頂けると宜しいかと思いますね。

これをきっかけに電気グルーヴさんの配信停止もいい加減止めるべきですね。
いつまでもやってると、おばさん仲間に呼び掛けて、それこそ「再犯防止策を阻害するな」とクレームを入れちゃいますよ!(笑)

「芸能界は甘い」なんてコメントを入れている人は、薬物問題の支援になど一度も関わったことがないし、実際は興味も持ったことがない、人生がただ単に不満でいっぱいの人です。

実際は、再犯者となってしまう人は有職者より無職者の方が3倍も多いため、一般社会の方が再犯防止策として、薬物事犯を受け入れている企業が沢山あります。
一般の方がよほど再就職は容易なのです。それを「甘い」という言い方は的外れです。
大体、働くことが「甘い!」って意味不明ですよね。

遅れている芸能界の風潮が声高に叫ばれることは、だんだん一般社会にも悪影響を及ぼしてきます。
だから間違った正義を振り回すのは即刻辞めるべきですね。

それと最近感じるのは「そもそも芸能人って他の一般社会では生きづらい人たちの集まりでは?」って思うんですよね。
だから芸能界が居場所だった人はですね、芸能界に戻してあげることが一番です。
人間いつどこで不祥事が降ってくるかなんてわかりませんよ。
同じ芸能人は、再起を応援できるようタッグを組んだ方が宜しいかと思います。
それは言うならば「優しさ保険」です。あとから必ずご自分に返ってきます。

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田中 紀子
公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」代表

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