小室氏との結婚は無理:学業順調でも生活設計ゼロ

2020年06月18日 16:00

宮内庁サイトより

ワイドショーで小室圭氏の学業はいちおう順調で、英語も上手(インターナショナル・スクールだから当たり前だが)とか、論文が雑誌に掲載されたとかいうことを理由に、木村太郎氏のような無責任なコメンテーターを先頭に公共の電波を割り当てられているテレビ局が小室圭氏を絶賛して、眞子さまとの結婚を後押ししている。

しかし、小室氏の将来設計はまったくなにも立っていない状況にまったく変わりないのである。いい加減な自分探しの旅に出たままで無責任きわまる人生の歩みが続いているのである。

普通の家庭でも、20代後半になっても、転職を繰り返し、将来の職業への展望がまったくみえない男性と娘との結婚を承諾などしない。「正式の婚約とかは、きちんとした形で仕事を始められてからにしましょうね」というのではないか。もちろん、実家が大金持ちで、最後は家業を継げばいいのだからというようなケースは別である。

さらに、問題は小室氏が少年時代から一貫して、無計画に学業やキャリアをつまみぐいしながら、費やした時間と投資金額に見合う職業的基盤を確立できないでいることはあきれるばかりの無計画性であって、失礼ながらこの調子では将来も危なくて仕方ない。

小室氏は地方公務員だった父親が自殺したのち、その年金や保険などと、父親の跡を追って自殺した祖父の遺産などで、公立学校などで堅実に過ごしておれば大学に普通に勧めるような経済状態にあったとみられる。

ところが、バイオリンを習って才能があったのか、国立市に引っ越して国立音大附属小学校に通っている。クラシックの音楽家に男性でなりたいといっても経済的にたいへんなので、神童クラスでなければ普通は好きでもあきらめるところだが、無理をしている。

しかし、小室氏はなぜか品川区のカナディアンインターナショナルスクールに転じている。新興のインターナショナルスクールでとくに名門ともいえず、なにか特殊な事情がないかぎりは、帰国子女で日本の学校に通うのに支障を感じでもしない限りは、高い授業料に見合うメリットないはずだが、謎の選択だ。

そして、インターナショナルスクールに入ったら、めざすのは海外留学である。ところが、なぜか、小室氏は日本のICUに進学した。せっかくインターナショナル・スクールに高い授業料を払っていったのにもったいないという気がする。

そこで、アナウンサー養成校に通ったり、「海の王子」になったり、UCLA短期留学をしたり贅沢極まりない学生生活を送ったのだが、背景には、例の400万円を援助してくれた母親の婚約者の援助があったわけである。

そして、なんと誰にもがうらやむ三菱東京UFJ銀行という超一流企業に採用され、都心の支店に配属されるという、学位歴不相応ともみえる厚遇ぶりを受けている。そこに、すでに交際を始めていた眞子様の存在があったのかどうかと訝しく思えるほどだ。

ところが、このままおとなしくいてくれたら、世間相場よりはかなり高い給料のサラリーマンとして眞子さまとの結婚もできなくもない状況だった。ところが、小室氏はあまりうまくいかなかったのかもしれないが、これを辞めてしまい、一橋大学の大学院に入学するとともに、法律事務所でパラリーガル、つまり補助事務員を始める。

もちろん、大事な仕事だが、弁護士すら飽和状態で一般サラリーマン並みの給料をもらえないと話題になっているなかで、弁護士より給与が少ないパラリーガルになり、そういう仕事と相乗効果などない国際ビジネスの大学院で学ぶというのはなんとも奇妙な組み合わせである。外資系企業ででも働いた方が相乗効果があるのにと思う。

そして、今度はアメリカのロースクールに留学したのだが、それなら、日本のロースクールで勉強して日本の弁護士資格をとって、さらに国際弁護士として活躍するためになら分かるが、一橋でビジネスを勉強したのとなんのつながりもない。

この先、運良くNY州弁護士資格をとったところで、アメリカで弁護士として活躍するなどたいへん難しいし、日本に戻ってきたところで、日本の弁護士資格がなく法廷に立てず、アメリカの資格だけ、しかも、アメリカで実務経験豊富といういうわけでもない弁護士に誰がお金を払うの見当もつかない。

となると、眞子様のもってくる1億数千万円をあてにして使うとか、眞子様の夫であることを看板に利用して金集めをして食いつないでいくしか私は思いつかないが、木村太郎氏らとかテレビ局がいいアイディアをもっているなら教えて欲しいものだ。

やはり、正式の婚約をされるのは、現実にそれなりの収入を得られるようになり、その仕事が元内親王の夫にふさわしいものと国民が認めてからにすることを、眞子様にも両殿下にもお勧めしたいと思う。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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