レジ袋有料化に違和感噴出 小泉環境相へのツッコミ止まらず

アゴラ編集部

編集部撮影

今日7月1日、全国のスーパーやコンビニなどの小売店でプラスチック製レジ袋が有料化された。

環境対策へのそもそもの効果を疑問視する声や、新型コロナウイルス感染防止の観点からマイバッグ使いまわしをためらう声など、各方面から違和感が噴出、「レジ袋有料化」「エコバッグ」がツイッターのトレンド入りした。

脳科学者の茂木健一郎氏は「そもそも全てのプラスティック製品の中でなぜレジ袋だけをとりたてて言うのかがわからないんだよね」とツイート。

経済アナリストの森永康平氏は、同じ袋を使い回すことによる新型コロナウイルスの感染防止のため、欧米ではすでに有料化していたレジ袋を無料に戻す動きが広まっていることを報じるニュースに触れ、「このタイミングで日本はレジ袋の有料化って、アホ丸出しやんけ」と断じた。

https://twitter.com/KoheiMorinaga/status/1278134781222416384

社会学者の古市憲寿氏も、1日出演した「とくダネ!」(フジテレビ系)で、「この時期に『レジ袋有料ですけどいりますか?』って会話を店員さんと交わしたくないなと思って。コロナが流行ってる中ですごい煩雑になっちゃって、僕はスゴい嫌なんですよこの有料化って」と苦言を呈した。

「とくダネ!」(7/1放送)より

現場の店員たちからも、

コンビニで働いてるけど、客のバックはあんまし触りたくないゾ

めっちゃめんどくさいですね。 袋の確認から入りマイバッグの時は店員が入れるのか客が入れるのかも聞かんといけない。 反応してくれたらありがたいが分かりずらい反応や無視されるとレジが強制的に止まる辛さ。

など、戸惑いの声が相次いだ。

環境省ツイッターより

また、先月25日に都内で行われた「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ」キャンペーンの発足式に出席、自らのエコバッグを披露しつつ、「地球規模の課題 を解決する“小さなこと”がレジ袋チャレンジだと思います」「断レジから断プラへ。少しずつ切り替えていくことを目指したい。私も実践したい」などと相変わらずの”小泉節”を炸裂させた小泉進次郎環境相へのツッコミも再燃している。

小泉進次郎氏の運と政治センスの無さが光る。

進次郎はレジ袋削減くらいがちょうどいい それ以上は無理だからやめておいてね