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日本では東京で1日100人の感染者が発見されていますが、実に奇妙な現象が起きています。
東京の重症者の推移はこれ
重症者が激減してたったの9人!!!
ピーク時には100人をかなり超えていたのにいまやたったの9人です。若者中心に感染が広がっているのが東京ですが、実は全国でも
重症者はピーク時の1/10で減少中
コロナ脳の皆さんの中には以前あれほど「コロナが恐ろしいのは罹患してすぐに重症化することだ」と叫んでいたのにいまや「時差があるから数週間後に重症化する」とか騒いでいます。が、すでに東京の感染者が増加してから20日も経つのに東京の重症者は激減しているのです。
いくらなんでもおかしいでしょ?
1 ウイルスが突然変異して弱毒化した?
2 すでに重症化する要素のある人たちは罹患済みで、残っている自然抗体のある人たちがウイルスを大量に浴びた時にしか感染していないから?
※免疫学の権威、阪大の宮坂先生がFacebookで公開されていた抗体の定義です。要するに全体の6割が感染して免疫を持たないとダメというのは古い考え方
3 治療法がある程度確率されてきたから?
4 単に検査件数を増やしたから?
などなど、いろいろな見方ができるわけです。ちなみにわたしは2ではないかと思ってます。
同じような国がたくさんあります。まずはスウェーデン
感染者数はいまだ増え続けているのに
死者数は激減しています。ICUも空いている模様です。参考サイト
ちなみに6月のスウェーデンの抗体保有率は政府発表では、首都ストックホルムの抗体保有率は7.3%。希望者を対象にした民間の検査でも14%しかない。
実はアメリカも、ニュースは感染者がどんどん増えているしか報じないのですが
死者は激減中です。6月のニューヨークの抗体保有率は12.3%
6割の国民が罹患して抗体を持たないと感染は止まらないという西浦先生をはじめとする古い考え方は完全に否定されたということになり、宮坂先生のおっしゃる「自然免疫とT細胞による免疫とB細胞による免疫の総合で集団免疫が生成される」ということでないと話が合いません。
7/3のBBCニュースでもこれが報じられていました。そうでもなければ免疫保有率が10%もいっていないのに死者数が激減するわけがない。
新型ウイルスの免疫、予想上回る人が保持=スウェーデン研究
日本や東アジアではこの免疫の総合が欧米に比べて大きいということであれば話はすんなり通ります。
ただし、インドやインドネシア、ブラジルのように人口が多く国土が非常に広くて未開の地があるようなところではまだまだ感染者数と死者数が増え続けています。
コロナが猛威を振るった国はどうなっているか
全然マスコミは報じないのですが見たら驚きます。
まずはイタリア
感染者数激減。そして
死者も激減。ちなみにイタリアの抗体保有率はもっとも蔓延したベルガモでは62%ですが、他では30%程度
スペインも同様に
感染者激減
死者も激減してます。抗体は5/14に5%でした。
イギリスも同様で
感染者数激減
死者も
激減。5月の調査で抗体はロンドンで17%。ほかの地域で5%
要するになにがいいたいかというと、世界中で「6割の人が抗体を持たないと感染は止まらないというのは間違いだった」という事が証明されているということ。
この古い考え方ではなく、新しい集団免疫の考え方であれば、欧米でもコロナの流行は完全に終息に向かっていると考えて良く、日本も当然ながら揺り返しや大声を上げてのホストクラブでの大量のウイルスの曝露で感染は多少増えても、院内感染や持病持ちの高齢者でも無い限り、今後は重症者からの死者の増加もほぼないと考える。
科学的思考とは事例から法則性を見いだすことである。現在の法則性は
東アジアよりずっと被害が大きかった欧米でも終息
感染者数が増えても死者数は激減
の基調が多く見受けられ、日本もこの法則性にのっとるものと考える方が自然だからだ。
ちなみに日本の死者も
このように絶賛減少しております。
いくら感染者が増えたって重症者や死者が増えなければたいしたことない病気なのです。
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2020年7月5日の記事より転載させていただきました。