検察は小沢事件で、結局、何がしたかったのか? 藤井 まり子

2010年02月11日 18:37

藤井 まり子

検察は小沢事件で結局何がしたかったのか?

検察内の空気を読めてない一部の若手検察の暴走が、「今回の小沢事件の真相」ではないか。

小沢氏は、「自らの私的な資金の不透明さ」について、旧大蔵省グループと取引をした。
旧大蔵グループとは、財務省と国税庁のことを指す。

小沢氏は、斎藤次郎氏をゆうちょ銀行のTOPとして迎え入れる際に、旧大蔵グループ(今で言うところの財務省と国税庁)の天下り先を確保してあげることと引き換えに、自らの私的な資金の不透明な流れを、国税庁には大目に見てもらうことを、取り引きしたのではないか。


その取り引きを知らないというか、そういった空気を全く読めないというか、読みたくない検察の若手グループが、国税庁の協力なしに、小沢氏の不透明な資金の流れにメスを入れようとしたが、今回の事件。

おりしも藤井大臣が財務大臣を辞任したので、血の気の早い検察の若手は、「すわ~、密約解消か!?」と、勘違いしたのかもしれない。

検察は、小沢氏と既に取引(密約)をしていた国税庁の協力を得られないまま、「小沢氏立件」の捜査を始めるが、結局、国税庁の協力なくしては、今回の捜査は暗礁に乗り上げてしまった。

それが、今回の小沢事件。

「小沢氏VS検察」の構図の裏には、「旧大蔵省グループVS検察の若手グループ」といった構図が隠されていたのではないか。

旧大蔵グループ(財務省と国税庁)は、90年代の接待スキャンルダルで、検察によって旧大蔵省から沢山逮捕者が出たことを、未だに恨んでいる(うらんでいる)ふしもあると聞くし、旧大蔵省グループと検察庁との間の溝は、それ以来深いままだとも、聞く。

検察と旧大蔵省グループとの間にある深い亀裂。

この両者の「深い亀裂」を巧みに利用した小沢一郎という人物は、何者なんだろうか。

ある意味とても優秀な政治家だ。

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