検察は小沢事件で結局何がしたかったのか?
検察内の空気を読めてない一部の若手検察の暴走が、「今回の小沢事件の真相」ではないか。
小沢氏は、「自らの私的な資金の不透明さ」について、旧大蔵省グループと取引をした。
旧大蔵グループとは、財務省と国税庁のことを指す。
小沢氏は、斎藤次郎氏をゆうちょ銀行のTOPとして迎え入れる際に、旧大蔵グループ(今で言うところの財務省と国税庁)の天下り先を確保してあげることと引き換えに、自らの私的な資金の不透明な流れを、国税庁には大目に見てもらうことを、取り引きしたのではないか。
その取り引きを知らないというか、そういった空気を全く読めないというか、読みたくない検察の若手グループが、国税庁の協力なしに、小沢氏の不透明な資金の流れにメスを入れようとしたが、今回の事件。
おりしも藤井大臣が財務大臣を辞任したので、血の気の早い検察の若手は、「すわ~、密約解消か!?」と、勘違いしたのかもしれない。
検察は、小沢氏と既に取引(密約)をしていた国税庁の協力を得られないまま、「小沢氏立件」の捜査を始めるが、結局、国税庁の協力なくしては、今回の捜査は暗礁に乗り上げてしまった。
それが、今回の小沢事件。
「小沢氏VS検察」の構図の裏には、「旧大蔵省グループVS検察の若手グループ」といった構図が隠されていたのではないか。
旧大蔵グループ(財務省と国税庁)は、90年代の接待スキャンルダルで、検察によって旧大蔵省から沢山逮捕者が出たことを、未だに恨んでいる(うらんでいる)ふしもあると聞くし、旧大蔵省グループと検察庁との間の溝は、それ以来深いままだとも、聞く。
検察と旧大蔵省グループとの間にある深い亀裂。
この両者の「深い亀裂」を巧みに利用した小沢一郎という人物は、何者なんだろうか。
ある意味とても優秀な政治家だ。
コメント
検察がしたかった事は、国民の目を違う所に向けたかっただけではないか。前回のムネオ事件も、三井環告発事件から目をそらす為に馬鹿なマスコミや国民の目をそらしただけ。
視点は新しいですが、
「小沢氏と既に取引(密約)をしていた国税庁の協力を得られないまま、、、」と密約があったと断定された書き方をされてますが、
「小沢氏は、斎藤次郎氏をゆうちょ銀行のTOPとして迎え入れる際に、旧大蔵グループ(今で言うところの財務省と国税庁)の天下り先を確保してあげることと引き換えに、自らの私的な資金の不透明な流れを、国税庁には大目に見てもらうことを、取り引きしたのではないか。」と最初に書いてあります。
その密約というのはどこかから知り得た情報ですか?それとも単なる憶測ですか?非常にわかりづらいです。
「亀井静香金融・郵政改革相は3日、日本郵政グループのゆうちょ銀行の資金運用について、米国債や社債などに多様化していくべきだとの考え方を示した。」との新聞報道。
郵貯250兆円がアメリカ国債に還流???、で、トヨタバッシングが終息???、5月までに米軍基地移転先決定???、万事めでたしめでたし、という寓話おとぎ話シナリオは、時期選挙自民党返り咲き確率0%とまったく同じとおもって差し支えない。
検察内部の権力闘争は、それはそれとしておいてw
「小沢院政」というものを広く知られるものとした功績は評価できると思います。w