ライブドア事件についての誤解と偏見 - システム管理者

2010年03月24日 21:48

「アゴラ」は論争の場ですが、その前提は正しい事実認識です。中川さんの記事は、その事実認識に間違いが多すぎる上に、論理が成り立っていない。


まず「プリティ・ウーマン」という映画によって、彼は何を証明しようとしているのか。これはフィクションであって、アメリカの映画や小説で企業買収はつねに悪役として描かれる。こんなものは、何の根拠にもならない。それよりも企業金融の入門書だけでも読めば、企業買収・売却によってアメリカの資本主義が回復を遂げたことがわかるでしょう。特に見過ごせないのは、次の文です:

米国市場における2003年のSOX法規制を予見して、新たなカジノを求めたのが年次改革要望書による日本市場開放であったと考える。彼等は新たなカジノで賭けをはじめたが、カジノのルールで自らがプレイできず協力者を得た。その協力者が村上氏であり堀江氏であったと考えている。

米政府の年次改革報告書によって郵政民営化が行なわれたという類の陰謀論はよくあるが、ここにはその具体的な根拠が何もない上に、村上氏や堀江氏の事件との因果関係も書かれていない。彼らがその陰謀の「協力者」だったという根拠は「プレイヤーの不正を取り締まることは悪いことではない」という一般論だけ。これは「金融はカジノと同じ虚業だ」という中川さんの偏見の表明でしかない。

「アゴラ」も本格運用から1年がたち、玉石混淆だという批判もあるので、今後はアカウントを与えるのは制限し、投稿ベースにします。賛否両論の意見を歓迎しますが、低レベルの投稿を行なうメンバーのアカウントは削除することもあります。

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