娘が生まれて1週間。予定より少し遅れて退院。出生届も提出。名前も決めた。色々考えて、普遍的なような、大きな名前にした。一生懸命、育てる。
そんな中、耳を疑うような記事を読んだ。鈴木宗男氏のエントリーだ。
宗男氏の愛娘、貴子議員がご懐妊した件についてだ。
祝福してくれる多くの声がある。一方「国会議員の任期中に妊娠なんていかがなものか。公人としての自覚が足りない、職務放棄か」等々の声もあったという。
どのような人から、何回意見があったのかは分からないのだけれど。でも、そのような声があった、と。これが事実だとしたら・・・。胸が痛む。国会議員も人間だ。しかも、これだけ子供が授かりにくい時代なのに。
これが、男性の議員だったらどうだったのだろう。公人としての自覚が足りない、職務放棄だというのだろうか。
鈴木宗男という人のイメージに引っ張られて、何を言ってもいいということになっていないか。世の中、すさんでいるな。
というわけで、心無い発言で女性議員が傷つかないように、具体的に考えないとね。
最新作よろしくね。
編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2017年7月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。