アゴラ運営のインターネット放送「言論アリーナ」。
9月30日(火曜日)は午後7時から1時間にわたって、
「急速な円安で日本経済はどうなる?~アベノミクスに危険信号~」を放送します。
出演は早川英男氏(富士通総研エグゼクティブフェロー・元日銀理事)と、小幡績氏(慶応ビジネススクール准教授)。司会はアゴラ研究所の池田信夫所長です。
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YouTubeの「アゴラチャンネル」でも放送後に公開します。
最近、円安が一段と進んでいます。26日のニューヨーク為替市場では、2008年8月以来のドル高・円安水準を更新、本日午後の東京市場でも円相場は109円30~40銭台で推移しています。
金融緩和による緩やかなインフレを唱えるいわゆる「リフレ派」によれば、「デフレ脱却」、「マイナス実質金利」、「大幅円安」なのだから消費も投資も輸出も大きくのび力強い経済成長が戻ってくる・・・・はずなのですが、実際はそのような事はまったく実感出来ません。
このまま円安が加速していくと日本経済、しいては私たちの生活はどうなるのでしょうか?金融、経済のプロたちが今後の日本経済を語ります。
小幡さんは財務官僚、ハーバード大学での経済学博士号の取得などの経歴を持つ俊英(ブログ)。著書に『リフレはヤバい』、『GPIF 世界最大の機関投資家』などがあります。
早川さんは、昨年3月まで日銀理事を務め、金融政策の最前線で実務を重ねてきました。
「言論アリーナ」では、アゴラ研究所に加えて、いくつかのシンクタンクが協力して映像番組を提供します。アゴラ研究所はこの「アリーナ」(集会場、劇場)を、視聴者の皆さんと共に政策を考え、社会を変える場に発展させていきます。
(写真は左から、早川氏、小幡氏、池田氏)