いくら平静を装っていても内心の動揺は抑えられないだろう。
まあ、平成研の内部でどんなことがあっても自民党の中でのそれぞれの派閥の力関係には大した影響はないだろうが、平成研の内紛が長引くと他の派閥に飛び火し、9月の自民党総裁選挙にもいくらかは響きそうである。
さて、平成研はこれからどうなるのだろうか。
平成研のOBの長老と言えば、野中さんと青木さんのお二人だろうが、その野中さんが亡くなられた。
偶々野中さんの応援演説を聞く機会があったが、野中さんの演説には聴衆の魂を揺さぶるようなところがあり、密かに尊敬していた。
その野中さんは、今の平成研の凋落ぶりをどのように見ておられたのだろうか、ということを考えている。
今月中に何らかの結論が出るのだろうと思うが、くれぐれも参議院平成研に所属される参議院議員の皆さんの肩身が狭くなるような結論にはならないようにしていただきたい。
なにしろ、参議院平成研には、私が応援している人が何人かいる。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年1月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。