新幹線に乗るならこの無料サービスを登録すべき

大阪の日帰り出張にスマートEXというサービスを初めて使ってみました。東海道山陽新幹線の切符をネットで予約して、利用できるJR東海とJR西日本が運営する会員制無料サービスです。

以前あったエクスプレス予約というサービスは使い勝手が今一つで利用しなかったのですが、昨年から開始されたスマートEXは、面倒な初期設定さえ終われば、予約がネット上で完了します。PASMO(パスモ)などの交通カードの番号を登録しておくと、わざわざ駅でチケット発券しなくても、そのまま改札を通り抜けることができます。

チケットの無いまま新幹線の改札を抜けるのは初めてです。恐る恐るパスモをかざすと、通常の改札と同じようにゲートが開き、時刻と座席が印字された紙(写真)が出てきます。何も入れないのに、紙が出てくるのは違和感ありましたが、すぐに慣れることなのかもしれません。

このスマートEXにして、一番便利だと思ったのは、予約の変更がスマートフォンで手軽に出来ることです。

今回も帰りの電車がギリギリになってしまい、梅田のセミナー会場から新大阪駅に向かう道中で、のぞみの乗車時間を20分遅らせました。通常のチケットなら、駅構内でみどりの窓口などに並ばなければなりません。また、駅に着く前に変更できたので安心感もあります。

ちょっと残念だったのは、一旦改札を通り抜けると、印字された紙が出てしまい、その後は時間変更できないことです。そもそもこの印字された紙は必要ありません。だったら完全にペーパーレスにして、スマートフォンで時間と座席を確認し、パスモで改札を通り抜けるようにすれば、改札に関係なくギリギリまで変更可能で更に便利だと思いました。

とは言え、東海道山陽新幹線を利用する人は、料金が割引になり、圧倒的な時間の短縮になる、利便性の高い無料サービスなので、利用しない手はありません。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年3月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。