「お金持ち」になる人となれない人の「小さな分かれ目」

同じセミナーに参加しても、結局何も変わることが出来なかった人と、人生を劇的に変えてしまった人がいます。

例えば、3年前に都心・中古・ワンルームセミナーに参加したAさんは、その後もずっと不動産投資についてリスクとリターンを分析しているだけで、一向に投資することはありませんでした。最近になって再びセミナーにやってきて、不動産投資に乗り出すことをまだ「検討」しています。

一方のBさんは、3年前のセミナーと同時にセミナー講師を務めた不動産会社の営業マンにコンタクトし、1戸購入。そこから、色々な人のアドバイスを聞き、自己責任でリスクを取りながら、3年間で10戸以上の物件を積み上げました。借入が2億円以上ありますが、毎月の経費差し引き前の家賃収入は100万円を超えました(写真)。

どちらかと言えば、BさんよりAさんの方がマネーリテラシーも高く、高学歴・高収入です。しかし、この3年間でお金の関する立場は完全に逆転してしまいました。

Aさんは老後のマネープランに関する不安を抱えたまま、毎日を過ごし、Bさんは借入の返済を家賃が着々と行う仕組みの構築に成功し、会社からの収入に依存しない未来にワクワクしているそうです。

「お金持ち」になる人となれない人の違いは、どこにあるのでしょうか。

それは「素直になれるか」だと思います。セミナーに来て、懇親会でネガティブな発言ばかりしている人がいますが、そんな人よりもさっさとセミナー内容の通り始めてみる人の方が、すぐに結果が出て、成功体験を加速させていくことができます。

「やらない理由」をロジカルに解説しているような、頭の良い人は、結局は流れをつかめなかった残念な人になってしまうのです。

しかし、かぼちゃの馬車のような儲け話を素直に信じてしまうと、悲惨な結果になります。素直になれることは大切ですが、その前に「誰と付き合わないか」を考える必要があります。

長期の実績のない人
自分はやっていない人
再現性の無い方法でやっている人

とは、素直に付き合わない方が良い。

「小さな分かれ目」で人生は大きく変わることを、セミナー受講した色々な方を見て実感します。

■ 毎週金曜日夕方に配信している無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」。メールアドレスとお名前を登録するだけで、お金の不安を解消するための具体的な方法をご紹介します。

■ 「初めての人のための99%成功する不動産投資」、シリーズ累計20万部を超えた「初めての人のための資産運用ガイド」など、今までに出版された書籍の一覧はこちらから。

※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年6月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

アバター画像
資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。