小泉進次郎氏にガン飛ばし!「新党ゼロ」の若手議員に見出す希望

失望しないための最善の方策は、期待しないことだ、などと嘯いていたら、本当に夢が萎んで行ってしまった。いやあ、これはさすがに拙いな、と思って方向転換することにした。

先に何の希望もないのでは、お先真っ暗である。

失望することになってもいいから、とにかく今は懸命にデッカイ夢を描くことに努めることにしよう。

小池さんや若狭さんが失速したために私の中で大きな夢が潰え去ったことは認めざるを得ないが、それでも多少の希望は残った。

今は国民民主党と名前を変えたが、昨年の衆議院選挙で希望の党の名前で当選した何人かの新人議員が私のささやかな希望の星である。まだ綺羅星と呼べるほどの輝きは発していないが、時流に乗ることが出来れば、いずれはそこそこのスターになるはずである。

希望の党が新党の名称を党内で募集した時に、「新党ゼロ」という名称を提案した5人の若い国会議員である。

「新党ゼロの会」でも「国民民主党ゼロの会」でもいいのだが、とにかく「新党ゼロ」という党名を提案し、プロモーションビデオを作成して同志を集めようとしたのだから、結構皆さん本気だったようだ。

こういう突飛な提案をすると、大体は内部で爪弾きになったり、変り者扱いをされていつの間にか存在感を失って行くものだが、新党ゼロの名称を提唱した5人のメンバーはどうやら今でも意気軒高のようである。

5人の内の3人の対談の様子が文春オンラインで紹介されていた。


これが、結構面白い。

小泉進次郎氏にガンを飛ばしている人がいるようだ。
小泉進次郎氏を睨みつけて議場に立つなどという発想は、普通の人にはなかなか出てこないはずである。
その意気やよし、というところか。

2025年に自分たちが政権を取る、とぶち上げているのも面白い。

そんな馬鹿な、出来っこない、と思われるようなことを堂々と言い切っているのがいい。
どれほどの実力を持っておられるのか分からないが、アドバルーンも花火もとにかく打ち上げることが大事だ。

大きければ、大きいほどいい。
失敗しても、ご本人たちには絶対に致命傷にはならない。

大きいことはいいことだ、ととりあえず申し上げておく。
その内、志を同じくする人が集まってくるはずである。

私がエールを送っている青山大人氏がその中に入っている。
近い内にゼロの会の皆さんと一緒に会食をしたいな、と思っているところである。
よろしく。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年6月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。