“発明王”と言われた男の言葉
最近、偉大なる発明家と言われたトーマス・エジソンの言葉を体感・共感することが多くなりました。
例えば、こんな言葉たちです。
私は一日たりとも、いわゆる労働などしたことがない。何をやっても楽しくてたまらないからだ。
今取り組んでいることに関心を持ち、全力を傾けてそのことだけを考える。
時計を気にせず、ひたすら続け、休みたくなったら必要なだけ休む。
休んだあとは、また同じ集中力で作業に取り組む。
熱心に働くことの価値と満足感を知っている人に世間は高い評価を下すものだ。
他の発明家の弱点は、ほんの一つか二つの実験でやめてしまうことだ。
わたしは自分が求めるものを手に入れるまで
決してあきらめない。
私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
私たちの最大の弱点は諦めることにある。
成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。
発明とは、それが人類にとって本当に必要なものなのかを判断する能力である。
朝6時に起き、夜中の2時まで働くこと。
これを最初に描いた図面が形になるまでやり続けるのだ。
すぐにはうまくいかなくても、睡眠時間を減らし、起きている時間は精魂こめて働くようにする。
このルールを守れば、発明家として成功できるだろうし、もっと言えば、どんな分野においても成功できる。
普通に聞けば、世の中の“一般”・“普通”と言われるものからは大きくズレているかもしれません。
ただ周囲にいる国会議員や上場企業の社長、何かしらのプロフェッショナルとして第一線で活躍している方々などを見た時に、殆どの方がこの言葉に当てはまるような行動をしているように思います。
時に、“Geek(変人)”と思われるようなエネルギーが、道を切り拓く、世の中を変える、社会を変革するパワーに繋がっているように感じております。
“政治家”としての生き方
私自身も、今の仕事で労働をしていると感じたことは殆どなく、趣味に近い、好きなことに没頭しているという感覚です。
そして、信条として、誰にでもできることは誰よりもやろうということを心掛けております。
そうした中、こんなお尋ねを頂くことが多くあります。
「一馬くん、最近何やってるの?!」
私も政治家になる前、普段政治家ってどんなことをしているのか、さっぱりわからないと思っていた若者の1人でありましたので、その気持ちよくわかります。
なので、簡単に毎日どんな予定を過ごしているのか、以前記事にまとめてみました。
こうした事象を伝えると
「こんなに働いて大変ではないの?」
という趣旨のご心配を頂く事があるのですが、私本人としては、国会議員として行っている仕事は“働いている”というよりもこれ自体が自分自身の“生き方”であり、人生そのものだという認識です。
なので疲れることはあっても、スポーツをした後のような心地良い疲労感であり、充実した日々を本人なりに楽しんでおります。
信頼は事実の積み重ね
私は、“人”が好きです。
だからこそ、人とのコミュニケーションを大切にしています。
そして自分自身の意思決定が机上の空論にならぬように現地現場で皆様の声を聞き、そのリアルな声を政治の世界に届けたい。こんな想いで、新人候補者として神奈川7区に立たせて頂いた2010年から約9年間、1年365時間を目標に継続的して街頭における市民の皆様とのコミュニケーションを続けさせて頂いております。
地域での街頭対話を続けて、9年目。
2018年8月23日で、第1692回計3235時間目となりました。
私の中で、この時間はとても大切で、地域・現場の声と国会周辺に集まる方々の議論とのバランスが取れることに加えて、草の根の志でスタートした初心を日々確認させて頂く場となっております。
「この政策が実現したら、国民生活がより良くなるかも知れない。」
「この人は、こんなことに困っているから解決してあげられたら良いな。」
「みんなが喜んでいる顔が見れたら、それがとっても幸せだな。」
一つひとつの問題点を解決するために実行し、それらが実現した時の喜びのために仕事をしているように感じます。
エジソンと同じように、「何をやっても楽しくてたまらない。」今日この頃です。
先輩秘書から教えてもらった言葉
私も政治の世界に関わるようになってから約14年の月日が経ちますが、駆け出しの新人秘書の頃に先輩からこんな言葉を教えて頂いたことがあります。
「永田町の常識は、世間の非常識」
今でも、その言葉を実感することがあらゆる場面で多々ありますが、やはり国民生活に大きな影響を与える立場にある者が、生活者の声を聞くことなく、ソロバンだけをはじいて、実態を踏まえない机上の空論で意思決定を行った時に、結果として苦しむのは国民です。
今の政治に足りないものは、市民生活に対する想像力と社会的弱者に対する共感力だと思います
87819人の方に“中谷一馬”という票を投じて頂き、国会という青年期から夢目標として追いかけ続けてきた舞台で働かせて頂いていることに、心底喜びを感じながら、元気に日々を過ごしておりますが、政治は結果責任でありますから、頂いている任期中の限られた時間を1分1秒惜しみながら、1億2600万国民の100兆円の予算を扱う仕事を担わせて頂いている重責にしっかりと応えていけるように粉骨砕身頑張りたいと思います。
今後も“人の役に立てる人間でありたい。”という初心を大切にしながら人生を歩を一歩一歩前に進め、国民生活をより良いものにしていけるよう日々精進頑張りますので、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
中谷 一馬 衆議院議員 立憲民主党
1983年生まれ。横浜市出身。IT企業「gumi」(現在、東証1部上場)創業参画を経て、2011年神奈川県議選(横浜市港北区)で民主党から出馬し初当選。2度目の国政選挑戦となった2017年10月の衆院選は立憲民主党推薦で神奈川7区から出馬、比例復活で初当選した。公式サイト