イギリスからウクライナの移動で経験したこと

インナーサークル資産設計実践会のイギリススタディツアーの後は、ロンドンからキエフに移動しました。ウクライナの永住権取得手続きのためです。

いよいよ、日本でのビジネスを引退し、永住権を取得してウクライナに移住…という訳ではありません。

ウクライナでは10万ドル以上の投資を行った外国人に永住権を付与してくれるのです。ウクライナが将来EUに加盟することがあれば、その永住権がEUの永住権になるのではないか。そうなればお宝永住権となります。今のうちに先手を打って、コストのほとんどかからない「宝くじ」を買っておこうという発想です。

キエフまでのフライトはロンドンのガドウィック空港からのウクライナ航空(写真)を使いました。ガドウィック空港はヴィクトリア駅から電車で30分と好アクセス。駅までは順調でした。

しかし、チェックインの際に予約システムにトラブルがあって、長時間チェックインカウンターで待たされました。その際、荷物持込が制限されることを懸念して、いつもは機内持ち込みにしている荷物を1つだけ、とっさに預けてしまいました。

するとキエフの空港でその預けた荷物が見つからず、ロストバゲージかとかなり焦りました。幸い紛失申請の書類を作成していると、空港で見つかったと連絡がありました。出てくるのが手違いでかなり遅れてしまったようです。

今回預け入れをした荷物に大切なものを、いくつか入れていたことに気が付きました。荷物紛失という最悪の事態は避けられましたが、やっぱり旅行の荷物は極力機内持ち込みにすべきと再認識する経験になりました。

それにしても、新興国の航空会社を利用する度に感じるのは、日本の航空会社のサービスレベルの高さです。ウクライナ航空のこのフライトは、ビジネスクラスといっても真ん中の席が空席になっているだけの「なんちゃってビジネスクラス」でした。3時間のフライトに10万円近い差額を出す価値は無いと思いましたが、エコノミークラスももう少し何とかして欲しいものです。

という訳で、これからキエフの病院で健康診断を受けてきます。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年11月27日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。