小池知事が議会にも諮らず、鳴り物入りで専決処分で強行した「感染防止宣言」ステッカー掲示にかかる条例改正。
上機嫌で記者会見をしTシャツを作りご披露しておりました。
撮影タイムにゴキゲン 小池都知事“コロナTシャツ”の思惑 日刊ゲンダイ
しかしながら、残念なことに条例に従い対策をとっていたにもかかわらず、江戸川区内の店舗でクラスターが発生してしまいました。お姐もよく知っているテナントビルで、皆様が想像するような知事がやり玉にあげる「夜の街」を想像するような杜撰な管理はされておりませんでしたし、江戸川区保健所も対策はとられていたと認識されていました。
飲食店はコロナ禍にあたり死活問題で藁をもすがる思いでビル全体一致団結してステッカーを貼っていたにも関わらず、この事案を受けての知事のコメントは背筋が凍る内容でありました。
認証“虹ステッカー”店で集団感染、都知事「実践せず貼る業者いないとは限らない」 TBS
小池知事 都内パブ「クラスター発生」を店と客に責任転嫁 日刊ゲンダイ
「中には実践もせずに、ただ貼ってつけておけばいいやみたいな事業者がいないとは限らない。そして現実に、今回起こったわけです」と冷たく言い放ったのであります。
よりにもよって、お姐の愛する江戸川区で一生懸命頑張っているお店がこんな目に遭わされてたまるか!!
という私怨はおいといて(苦笑)
東京都モニタリング会議も7月1日から確認しているもののマスコミで登場する「専門家委員」メンバーも未だ不明、都知事選の目玉であったはずの「東京版CDC」の行方も不明、福祉保健局健康危機管理担当局長はいったい何をしているのかもわからない…。
文書質問などで個別に確認をしてきましたが、江戸川区の店舗への知事発言でとうとうお姐は堪忍袋の緒が切れました。(私怨ではありませんw)
都民の命と経済活動がかかっているコロナ対策において、あまりに伏魔殿すぎることから、Twitterや駅頭や広報車による都政報告で伝えたおりましたように公的措置を求めるにいたり、18日、お姐は小池百合子知事による都議会臨時会招集を求める請願を、知事室に届けましたので皆様にお示しします。
臨時会招集を求める緊急請願書
令和2年(2020)年8月18日
東京都知事 小池 百合子 殿
自由を守る会代表 上田 令子臨時会招集を求める緊急請願書
貴職におかれましては、都政発展に向けてのご奮闘に衷心より敬意を表します。
憲法第16条および請願法第3条の規定に基づき以下、請願いたします。同法第5条に則り、誠実な処理の上、ご回答賜りますようお願い申し上げます。
【請願事項】
(1)地方自治法第101条第1項に基づき、都議会臨時会を直ちに招集されること。
(2)前項の諾否につき、本日より3日以内に、理由を示して、請願者に回答されること。(回答がないときには、拒否されたものとみなします。)【請願理由】
緊急事態宣言以降、連日過去最多の感染者が続く7月31日小池百合子知事記者会見で突如発表した「飲食店を中心に営業時間短縮要請をする条例改正の専決処分」等について説明責任を求めるものです。なぜならば、知事自身も会期前から警鐘を鳴らしていたのですから、令和2年7月第二回臨時会で都議会に提案すべき重大事項、「東京都新型コロナウイルス感染症対策条例の条例改正」「営業時間短縮の要請に伴う補正予算(101億円)」について100億円もの税金が支出されるというのに、条例改正による費用対効果などの検証も議会への丁寧な説明もなく、記者会見で突如として発表しマスコミ報道が先行することは、議会軽視、都民軽視に他ならないからです。臨時会閉会後、たった3日で、補正予算一件と新型コロナウイルス感染症対策条例の改正を専決処分するのではく、知事は本来会期延長を求めるべきではなかったでしょうか。そもそも同条例は第一回定例会閉会直後に専決処分により新設されたものであり、都民と議会への説明責任も果たされず、制定過程がブラックボックスであることから、私は反対をし、警鐘を鳴らしたという経緯があります。
それにも関わらず、都民・事業者へ感染防止ステッカー標章の掲示の努力義務を規定しているにも関わらず、またしても専決により条例改正を強行しました。この条例に従い感染防止対策を講じていたにも関わらず不可抗力でクラスターが発生した江戸川区内の店舗の報道にあたって「中には実践もせずに、ただ貼ってつけておけばいいやみたいな事業者がいないとは限らない。そして現実に、今回起こったわけです。」と切り捨てた知事発言は、とりわけ江戸川区民として許しがたい思いでおります。
そもそも、飲食店などにステッカー掲示を求めるのなら、明確なガイドラインや指標を定めるべきでした。知事はそういったことをせずに『虹マーク』がプリントされたTシャツや大相撲の“懸賞旗”を会見で披露するなどフォーマンス的にアピールして、感染者が出たら「店や客が悪い」とは、あまりに無責任です。本来、感染者が出てしまった店舗に寄り添い、支え、対策全般にわたって丁寧な情報提供を都民と議会へ地方自治法第179条に基づき速やかに行うべきです。片山善博元総務相からも、感染防止ステッカーの条例改正について「専決処分できる場合に当たらない」と厳しく指摘をされています。
かようなことから、知事自ら条例改正を含む都の新型コロナウイルス対策についての説明責任を果たして頂くため、臨時会の招集を強く求めるものです。
以上
7月の臨時会については、お姐は緊急質問も出し、知事答弁のある補正予算決算特別委員会を求めておりました。ここまで、無策、後手後手となるのは都民の堪忍袋も切れるのも時間の問題!実現を願うものでございます。
お姐総括
自由を守る会でも申請をしてステッカーを入手しておりマス!
それはソレ、これはコレ by逆境ナイン
対案のない批判を文句という!
が持論のお姐
虹色ステッカーの盲点を補うために、コロナ感染防止対策を飲食店や介護現場等で統一基準ガイドラインを創出するために過日衆議院議員会館で環境衛生安全機構設立総会が催され、招かれて出席しております!
同機構の取り組みを注目し、白川愛目黒区議と支援・応援、研究をしてまいります!
「小池知事の無責任冷酷発言に驚!感染拡大防止ステッカーの盲点」
動画の方も是非ご覧ください!
編集部より:この記事は東京都議会議員、上田令子氏(江戸川区選出)のブログ2020年8月18日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は上田氏の公式ブログ「お姐が行く!」をご覧ください。