デンマークのノボノルディスクが開発した肥満症治療薬「ウゴービ」が日本で22日に発売されました。費用は1カ月で1人当たり最大約4万円で年10万人への投与が見込まれています。保険適用の肥満症薬としては1992年以来の新薬だそうです。
肥満症の新治療薬 患者への処方始まる 美容目的使用など懸念もhttps://t.co/RXbolsTJQj #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) February 22, 2024
ウゴービは中枢神経に働きかけて食欲を抑える効果があるとされています。保険診療の対象は肥満症と診断された人で、高血圧か脂質異常症・2型糖尿病のいずれかの持病がある場合など条件が付きます。
海外では美容目的(ダイエット)にも使われ問題になっているので、適正な使用がされるかが課題となります。
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保険適用されたその薬価に注目が集まっています。
肥満症薬、一ヶ月4万円、年48万円、保険適用。
これもやばくないか?? https://t.co/yltb3E4RSd— サトウヒロシ🐰男子の本懐 (@satobtc) February 21, 2024
保険適用に疑問の声も。ただし、ダイエットが主目的の薬ではありません。
デブ治療薬のウゴービが今日からなんと保険適用で販売開始したんだけど、なんでデブを健康保険で支援せなあかんの
— ゆな先生 (@JapanTank) February 22, 2024
薬価を置いておいても薬に頼るのは安易かもしれません。
先日かかりつけ医に相談したら『運動しましょう』と一蹴されました。
ね、先生!肥満症薬1カ月4万円、ノボノルディスクが新薬 血糖値低下や食欲抑制 – 日本経済新聞 https://t.co/ghPDMH5bAi
— 飯田哲史@大阪&日本維新の会 (@satoshi_iida) February 22, 2024
適正使用が守られるかどうかが注目されます。
#肥満症治療薬 #ウゴービ を受けるには
① 食事療法・運動療法を6か月行い十分な効果がない
② 高血圧・脂質異常症・糖尿病のいずれかの診断を受け、適切な治療を受けている
③ BMIが27以上であり、2つ以上の肥満症関連疾患がある
上記すべてを満たす必要があります…— 尾形 哲 肝臓先生『肝臓から脂肪を落とす』 (@ogatas0520) February 6, 2024
保険適用になったからと、突然来院されてウゴービ処方を希望される方を散見しますが、あれは「太ってれば病院に行くとすぐ処方してもらえる薬」ではありません。食事療法や運動療法等、その医療機関の指導のもとてやるべきことをやっても減量できない時に初めて処方されるものです。
— EARLの医学ツイート (@EARL_med_tw) December 12, 2023
近年、肥満薬を作る製薬会社の株価は急騰しています。
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イーライリリーとノボノルディスク、肥満症薬で「グロース株」に…株価急騰、PERはハイテク株並みに#AnswersNews https://t.co/JdkQHP0Lgy— 前田雄樹|AnswersNews編集長 (@answers_news) February 21, 2024
11兆円とも言われる肥満症薬開発の戦いはこれからが本番のようです。
肥満症薬、11兆円市場争奪 イーライ・リリー年内承認もhttps://t.co/lC0Y0148cO
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) November 5, 2023