大阪府の吉村知事は、新型コロナの感染拡大で医療提供体制が極めてひっ迫しているとして医療非常事態を宣言するとの意向を示しました。入院患者の転院や退院をサポートするなどして、病床の確保に努めます。
大阪府は今後、不要不急の入院や手術を延期するなどして一般医療を一部制限し、患者の受け入れ体制を確保することになります。
大阪府は医療非常事態宣言を何回か出していますが、緊急事態宣言とは違うのでしょうかという混乱も各所で見られます。
大阪府知事のフリップ芸はじまった❗️
医療非常事態宣言❓
(*⁰▿⁰*)
それは非常事態宣言ではないのね❓
— 山あず (@PKI3HHOICp9Atbw) February 8, 2022
どれだけの割合で重症化しているのか、どんな人が重症化しているのかといった基礎的で科学的で合理的な判断が求められます。
新型コロナ: 大阪府、医療非常事態宣言を発出 病床逼迫で: 日本経済新聞 https://t.co/x44BDa9pzn オミクロンの多くが不要不急な入院です!
— kimuramoriyo (@kimuramoriyo) February 8, 2022
もはや科学的な検証よりも、政治も医師会も「やってる感」「やった感」が大事になってきています。
吉村洋文知事も先程の会長と同じか、、大阪府の実効再生産数も1.15と下がっているので間もなくすると減少傾向になる。そうすると医療非常事態宣言の効果だと府民が錯覚するだろう。こういうすぐ見抜かれる様なアピール病が偉い人達の脳に蔓延していることが風邪化したコロナそのものより問題だと思う。 https://t.co/RXAErkFbx5
— ITOH Tamitake (@silver_plasmon1) February 8, 2022
ふつうの手術を延期するのは筋違いではなかろうかという指摘も。
亡くなってる人が70才〜100才代ばかりの大阪で「医療非常事態宣言」出して、手術を延期させる判断をするとか…『吉村非常事態宣言』を出した方がいいよ。
大阪府「医療非常事態宣言」 不急の手術の延期要請https://t.co/y9KdD7qm36
— 野中しんすけ@ただの看護師 (@nonaka_shin) February 8, 2022
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いまこそ政治の冷静な判断が望まれます。
本日の東京都のコロナ感染者1万7113人、伸び率は鈍化しているが、先週の火曜日よりは多い。医療の現場では厳しい状況が続いており、大阪府は「医療非常事態宣言」を発出するという。感染拡大防止、医療資源の確保、社会機能の継続の3つを担保する仕事は感染症の専門家では無理で、政治の仕事である。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) February 8, 2022