生き方を少しだけ変えれば日本人は幸せになれると先程確信した。アジアビジネス研究所、会川社長が送ってくれたベトナム進出完全ガイド―ベトナム最新事情と投資貿易実務[改訂版] を読んだからである。
ベトナムの人口は8,600万人で30才以下の人口は60%以上と若者が多い。そして何と平均年収は日本の十分の一以下である。
仮にベトナムに進出済みの製造業に勤務する25才の独身男性であれば、ベトナム駐在を希望すべきである。日本では年収400万円で容貌も今一ぱっとせず女性に縁がなかったとしても、あちらに行けば年収4,000万円の高額所得者と同じ事であり、若くてチャーミングなベトナム女性がほっとかないと思う。
日本に居ては夢でしかない、現地の美しい女性と結婚し、永住すれば良いではないか!
既婚者でも同じである。
子供の教育は確かに頭の痛い問題であるが、小学生なら現地のインターナショナルスクールに通わせ、中学校からはアメリカ、或いはイギリスのボーディングスクールに留学させるのも良いだろう。
企業によるが、それなりの支援はある筈である。
考えてみれば良い。小学校から大学迄日本の学校に通い、英語すら喋れないとしたら「フリーター」一直線である。
物価の安いベトナム暮らしならば、20年も滞在すれば驚く程の蓄財が可能である。友人も沢山出来た事でもあり、そのままベトナムで優雅に暮らし続けても良いだろうし、日本に帰国して年金を当てにする事なく、悠々自適の暮らしをしてもよい。
日本人が日本に留まる限り、「円高」、「少子高齢化」の被害者にならざるを得ない。
しかしながら、一旦ベトナムの様な国に出れば、「円高」によって高額所得者になる事が出来、「少子高齢化」や、ここから来る、多過ぎる高齢者に起因する厄介な問題とも無縁でいられる。
「円高」と戦う事を止め、「円高」を利用して金持ちとなり、我子も含め、豊かな人生を送れば良いと思う。
山口巌 ファーイーストコンサルティングファーム代表取締役