筋トレを我流でやると間違えやすい「3つの落とし穴」

パーソナルトレーナーからジムで定期的にトレーニング指導を受けている事は何回も書いてきました。今年に入ってから西麻布にある個人のトレーナーがやっているスタジオに週に1回通っています。

マシンを使った筋トレは、お金がかかっても絶対にパーソナルトレーニングをした方が良い。

なぜなら、自分でジムに行って我流で筋トレすると、間違えた方法になりがちだからです。これは私自身がトレーニングをパーソナルに変えて、結果が劇的に変わったことから確信しています。

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まず、どのマシンを使い、どの程度の負荷をかけ、どのようなフォームでトレーニングするかには、高度な知識が必要です。

我流だと回数をこなすことにこだわってしまい、充分な負荷をかけることができません。自分のフォームが果たして正しい方法になっているのかをチェックしてくれる人もいません。トレーナーの指導でやってみると、同じトレーニングが別物のように辛いのに驚きます。

また、我流のトレーニングは、自分で見ることができる体の前側ばかりに偏り、背中のような自分ではなかなか見ることの無い後側が疎かになりがちです。

私も以前は胸や腹筋ばかり鍛えていましたが、これではバランスの取れた筋肉の鍛錬ができず、健康で綺麗な体にはなりません。

更に、トレーニングの前後に何を摂取するかも、科学的に考えればトレーニングの効果を一段と高めることができます。

米やプロテインを適正な量で、適正なタイミングで摂取することで、筋肉に十分な栄養を与えることができ、トレーニングの効果を高めてくれるのです。

私は今年に入ってからパーソナルトレーナーのアドバイスもあり、糖質制限をやめて白米ダイエットに切り替えました。また、自分に合ったソイプロテインをアドバイスしてもらい、トレーニングの前後に適正量摂ることで、トレーニングの効果をさらに高められることを実感しています。

我流で筋トレをやっている人のほとんどは、マシンを正しく使いこなすことができず、充分な筋トレができていませんし、鍛える筋肉も偏っています。そして、せっかくのトレーニングの成果を高める栄養摂取が足りないのです。

体つくりに関して自分に合った方法をトータルに教えてくれるトレーナーの存在は、健康とアンチエイジングのためになくてはならないもの。

週1回で一生ものの健康が手に入るとすれば、パーソナルトレーニングとは極めて安くて効率的な健康法です。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年8月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。