政府は、75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度の保険料を引き上げる「検討」に入るようです。高収入者限ってということです。年内に具体化し2024年度以降の実施を目指します。
高齢者が増えて現役世代が減る中、制度を維持するためにも費用をどうやりくりするのかが大きな課題となっています。
また、今年の10月1日から、75歳以上で所得が一定以上が窓口で支払う医療費の自己負担額が2割に引き上げられます。
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「コロナ対策」でジャブジャブにお金を使ったツケが回ってきたという指摘があります。
「コロナ対策」でジャブジャブにお金を使ったツケが回ってきた形。被保険者だけではなく、医療界にも相応の負担を求めていくべきとは思いますが。
政府、75歳以上の保険料増検討 公的医療、高収入者限りhttps://t.co/F48uPZguDN
— 久世高裕 犬山市議会議員 (@kuze_takahiro) September 3, 2022
団塊の世代が後期高齢者になる前になんとかしてほしいという要望も。(団塊の世代は1947~1949年生まれなので47年生まれの人は今年で75歳になります)
団塊が来る前にやっとかないとマジで手遅れになるから急いで欲しい
政府、75歳以上の保険料増検討 公的医療、高収入者限りhttps://t.co/YFxykteBaI
— ののわ (@nonowa_keizai) September 3, 2022
どうしてお年寄りを虐めるんだとも。このままでは現役世代とお年寄り、どちも被害者になりえます。ちなみに、日本の経済発展を支えたお年寄りって何歳以上なんでしょうか。
政府が75歳以上の保険料増検討 公的医療
政府は、どうして年寄りを虐めるんだ。年金生活者の保険料を上げてどうする。
75歳以上の医療費2割負担も10月から始まる。支払い能力に応じて徴収するべきである。https://t.co/iBjJ1RIfHL— yoshi (@yoshi78511819) September 3, 2022
それが世代間のゼロサム・ゲームにならないといいのですが。出産費用が保険適用されていないなど、日本は現役世代に厳しい国のひとつです。
後期高齢者を延命するコロナ対策には70兆円も出すのに、出産の保険適用は「慎重に検討」するだけの岸田政権。 https://t.co/finhNAW0uW
— 池田信夫 (@ikedanob) June 6, 2022
窓口での自己負担が低いために過剰需要が生まれていることは以前から指摘されていました。
軽症・無症状が殺到してパンクする外来診療。
軽症例やその付添で埋まっていく入院診療。
全額国庫負担なので湯水のように使われる医療費。
過剰な医療提供を支えるために、死にものぐるいで働く医師・看護師…表に出にくい彼らの不満ですが…。
いつか桜島のように噴火するんじゃないだろうか。— 森田洋之@「医療」から暮らしを守る医師/「人は家畜になっても生き残る道を選ぶのか?」発売中! (@MNHR_Labo) July 25, 2022
残念ながら、消費税増税の大半は“福祉”に使われてしまっています。
その前に、福祉に使ってない消費税廃止しろよ。 #消費税廃止
https://t.co/8sabBoHSTu— Spike(スパイク) (@chamoto2010) September 3, 2022
今回も論点が複数存在し、議論が錯綜し、混乱しています。しかし、日本社会にそんな悠長な時間は残されていないと思われます。