いよいよFIFAワールドカップカタール2022が始まりました。寝不足との戦いが始まった方も多いと思います。日本代表は23日に1次リーグの初戦でドイツと対戦します。
その開催国であるカタールは、W杯が自国経済に与える経済効果を2兆2915億円と想定しているそうです。
カタール、W杯が自国に与える経済効果を2兆2915億円と想定https://t.co/zOMWqVj8W9
— ALLSTARS CLUB (@allstarsclubjp) July 2, 2022
この経済効果額は、2019年のカタールのGDPのほぼ9.4%に相当するとのことです。ちなみに、カタールの人口は茨城県と同程度の293万人、面積は秋田県と同程度の1万1,400km2程度となっています。
しかし、スタジアム建設などの経費は32兆円とも42兆円とも44兆円とも言われています。昨夏に開催された東京五輪大会経費の1兆4000億円の約30倍にものぼるとか。
【#カタールW杯】東京五輪の30倍! 開催費用「約42兆円」が物議…人権問題では大規模デモも|東スポWEB https://t.co/rzd541DX8P
— 東スポ (@tospo_prores) November 19, 2022
カタールW杯には買収疑惑や人権問題などの批判も起こっています。それに対してFIFAのジャンニ・インファンティノ会長は、カタール批判は「偽善」と非難しています。
サッカー=FIFA会長、カタール批判は「偽善」と非難 https://t.co/QjlMzl8cjD
— ロイター (@ReutersJapan) November 20, 2022
一方、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は、最終的な大会経費の総額が1兆4238億円になったと報告しています。これに対する非難も多いです。が、カタールとは文字通り桁が違います。日本の中抜きのスケールの小ささはもっと検証されてもいいのかもしれません。
中抜きしすぎだろww
東京五輪経費1兆4530億円 全体像分からぬまま組織委解散へhttps://t.co/cmfuJssjFf
— 株吉 (@cischaba) November 18, 2022
ちなみに、決勝戦チケット値段はカタール大会はW杯史上最高額になっています。
決勝戦におけるメインスタンドとバックスタンドの座席は5850カタールリヤル(約21万円)になるそうです。これなら転売の心配がないかもしれません。
「資本主義の晩鐘のイベントであった」みたいなことを後世の人びとに言われないといいですね。