こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
衆議院予算委員会2日目、維新からは青柳→小野→岩谷→藤田と4名が質疑に立ちました。
安全保障や防衛費の財源論、エネルギー政策、教育の無償化、皇室制度に憲法改正、構造改革と時流をとらまえた「本質」が詰まった議論が展開されていたと思います。
「次元の異なる少子化対策」首相“社会の雰囲気変えれば評価”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230131/k10013966701000.html
こちらのNHKの記事に、維新の質疑が中心的に取り上げられています。
>日本維新の会の岩谷良平氏は、教育の無償化について「大阪では不完全ながらも、0歳から大学院まで無償で教育が受けられる道が開かれようとしている。これぐらいやって初めて異次元の少子化対策だ。国でも取り入れて国全体で一緒にやろうという考えはないか」とただしました。
>これに対し、岸田総理大臣は「子どもたち誰もが家庭の経済事情などにかかわらず、質の高い教育を受けるチャンスを平等に得ることは社会の活力にもつながる。国として教育費の負担軽減に向けて努力することは大事で、ぜひ政策を具体化し、政府として大いに盛り上げていきたい」と述べました。
>また、国会議員に毎月100万円支給されている「調査研究広報滞在費」の使いみちの範囲や公開の在り方などをめぐる与野党協議について「国民から理解いただける合意に至るよう、自民党もこの議論に貢献したい」と述べました。
(上記NHK記事より抜粋、強調筆者)
いわゆる文通費改革については、明確な姿勢の明示を割けてきた総理が「自民党もこの議論に貢献したい」と一歩踏み込んだ答弁を行いました。統一地方選挙前に、維新がずっと主張してきた改革がまた一つ前に進む気配です。
藤田文武幹事長が改めて提起した「N分のN乗方式」も記事に。
政府は課題が多いと慎重姿勢を崩さず。確かに現行の税制から大きく変わるわけですから、課題が生じないわけはありません。しかしそれはどれも、制度設計次第で乗り越えることができるものばかり。
N分のN乗方式と、低所得者への給付を組み合わせる施策についてはさらに調査・検討を進めており、方向性が見えたら改めて発信していきたいと考えています。
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こうした活発な議論が行われる一方で、メディアのトップニュースにくるのは総理息子のお土産ネタだったり、それを追及する野党にブーメランが突き刺さったりと、相変わらず脱力する展開でもあるのですが。。
明日以降もまだまだ続く予算委員会にて、建設的な政策提案を続けてまいります。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2023年1月31日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。