2日の東京外国為替市場は、ドル円相場は前日から1円以上値上がりし、1ドル=128円台半ばで取り引きされています。
東京市場 1ドル128円台半ばで取り引き 1円以上値上がり #nhk_news https://t.co/WMH6HXMlqK
— NHKニュース (@nhk_news) February 2, 2023
米連邦公開市場委員会(FOMC)では、0.25%の利上げを決定しました。これは市場の予想通りで、金利は「4.50~4.75%」となります。
FOMC声明:インフレは幾分和らいだが依然として高水準 https://t.co/N3sNHnMIfJ
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) February 1, 2023
その後、パウエル米FRB議長会見の内容は、市場が思っていたよりもタカ派的ではないと受け止められたため円買いドル売りが進みました。

Wikipediaより
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パウエル議長の声明ではインフレについては「やや和らいでいる」と述べましたが、今後も「利上げ」の可能性は高いことを示唆しています。
今後スタグフレーションを心配する声も。
【スタグフレーション】米国のFOMCで、0.25%の利上げし、FFレートは4.5~4.75%になった。少なくとも5月までは利上げが続き、5%を超える。ゆっくり景気後退が進み、物価上昇もゆっくり下降するというように都合良い見通しになるか?いずれにせよ長い過程になることは必定だ。https://t.co/VVH91eVEYO
— 金子勝 (@masaru_kaneko) February 1, 2023
ただし、ドル円相場は今後も予想が難しいようです。
英国で昨年末、トラス政権が市場の暴力により史上最短で倒れた。財政の持続性に疑義が生じたからだ。あの時は国債が暴落し(=長期金利が暴騰)、金利差はポンドにフェーバーになったのにも関わらず、逆に通貨ポンドは逆に大幅安になった。この期に至ったドル円を金利差で予想する人の気が知れない。
— 藤巻健史 (@fujimaki_takesi) January 27, 2023
一方で、米国株、とくにナスダックは上昇トレンドが続いています。
予想はなかなか難しいものだと思われます。
今までのパターンだとFOMC直後の反応はダマシです。2日間上がって大きく下げに転じるか、CPIが再び上昇に転じるまで引っ張るかの二択。
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) February 1, 2023