立憲民主党・石垣のりこ議員(参議院議員・宮城県選挙区)が、ツイートで日本国民を「人民」と呼んでしまい、国民の間に不安と憶測を呼んでしまいました。
公文書を疎かにすることは民主主義を毀損するのと同じこと。主権者たる人民を蔑ろにする行為に対して、怒って然るべしです。 https://t.co/PUALvLd6Fb
— 石垣のりこ (@norinotes) May 2, 2023
立憲民主党の元衆議院議員の川内博史氏とそれを批判する人物とのやりとりに割って入ったまではよかったのですが・・・。
何を言ってるのですか?
民主主義の原点である公文書管理の基本を認識しない公文書担当大臣は、その任に相応しくない。
あまりに酷い答弁(大臣ご本人は、それが出鱈目な答弁であることも認識されていないでしょう)に声が大きくなることは、人間なら誰でもあります。
あなたは1ミリも正しくない。 https://t.co/6tcnFe5XJ4— 川内 博史 (@kawauchihiroshi) May 2, 2023
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その独特なワーディングに、どこの国の国会議員なんだあろうと疑念をもつ人びとが現れました。
アンタ何処の国の国会議員やねん…
立憲・石垣のりこ議員、国民を「人民」呼ばわり… https://t.co/NFVSYjLNj2
— @airi_deshi_555 (@airi_deshi_555) May 5, 2023
せっかく日本国民になったのに戻ることになるのは辛抱ならんと懸念する声も。
俺はせっかく「中国人民」をやめて日本国民になったのに、このとんでもない馬鹿女の一言で「人民」に逆戻りなのか?! https://t.co/BfDz9JwRvi
— 石平太郎 (@liyonyon) May 5, 2023
由緒正しい言葉だとしても、ふつうなかなか出てこないワードにちょっと不安になってきますよね。
立憲の石垣議員が「人民」という言葉を使った!!と、一部の人たちが騒いでるようですが・・。「人民」が中国の言葉だとでも思ってるんでしょうか。ホントお粗末で驚きます。
自由民権運動の始まりとされる「民撰議院設立の建白書」でも普通に使われている、日本の民主主義とも密接な言葉ですよ。 pic.twitter.com/G1TAsAF2VG— HOM55 (@HON5437) May 5, 2023
なぜ石垣のりこさんのこのツイートがバズっているのかと思ったら、「国民」でなく「人民」と書いたのか。
私の知っている限り、戦後初めて公に「日本人民」を使ったのは日本学術会議。もちろん日本共産党を除く。 https://t.co/s1RvKGCMNW
— Tsukasa Shirakawa(白川司) (@lingualandjp) May 6, 2023
このタイミングではなおさら・・・。
呉江浩中国駐日大使記者会見:「台湾有事は日本有事」という言い方は荒唐無稽で危ない。純粋な中国内政問題を日本の安全保障と結び付けることは非論理的だけではなく極めて有害だ。中国を分裂させる戦車に自らを縛り付けることは日本国民を火の海に連れ込むことだ。 pic.twitter.com/TNe1t10cDm
— 中華人民共和国駐大阪総領事館 (@ChnConsul_osaka) April 29, 2023
「人民」という用語は、北畠親房が『神皇正統記』でも用いている由緒正しい言葉であるようですが、「人民」に独特な意味が加わったのは戦後ではないでしょうか。
立憲の石垣議員が「人民」という言葉を使ったことが話題だが、「人民」という用語は、かの北畠親房公が『神皇正統記』でも用いておられる由緒正しい言葉である。 pic.twitter.com/NiQCTLPXGL
— Shin Hori (@ShinHori1) May 5, 2023
現代史の経緯としては、共産主義運動で「国民」(nation)よりも「人民」(people)が好んで使われたため、原義を離れて「人民」という言葉に、共産主義のイメージがついてしまっているようです。
屁理屈。人民と言えば朝鮮民主主義人民共和国、中華人民共和国。共産主義者が人民という言葉を自分の絶対権力の裏付けに使うようになって意味合いが変わった。今の日本では人民ではなく国民を使うのが常識人。 https://t.co/V5fexvZEJ0
— 馬場正博 (@realwavebaba) May 5, 2023
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それにしても、石垣議員の舌禍事件は枚挙にいとまがありません。
立憲民主党の石垣のりこ氏が、辞任した安倍首相についてツイッターに「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」と書き込んだことに批判が殺到しています。https://t.co/0iFMNjcnSR
— 毎日新聞 (@mainichi) August 28, 2020
故・安倍元首相へのその言動は典型的なものでした。
安倍首相がこれまで首相という重責を務めることができたのは、自民党というより、医療機関や製薬会社や大学の研究、努力の成果だったんだ。
それは立場を超えて潰瘍性大腸炎に苦しむ人にとっての希望だったんだ。
その希望を無下に全否定したのが自分だということを、石垣のりこ議員はわかってない。— 宇佐美典也 (@usaminoriya) August 28, 2020
言葉は立居を表すということわざが思い起こされます。